数あるクレジットカードの中でも、特に人気が高いのが年会費無料のクレジットカードです。年会費無料ながらポイント還元を重視したクレジットカードが多く、普段の買い物に使用しているだけでどんどんポイントが貯まっていきます。
そんな年会費無料のクレジットカードですが、年会費のかかるクレジットカードに比べても非常に種類が豊富です。
これから年会費無料のクレジットカードに申し込もうと考えている方の中には、「一番お得なクレジットカードはどれなのか?」「年会費無料だとデメリットがあるのだろうか?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では年会費無料のクレジットカードから、特にユーザーの人気が高いものを厳選して紹介します。クレジットカードの選び方やお得な活用方法、よくある質問についても詳しく解説しているので、最適な1枚を選ぶための参考にしてください。
- 年会費無料のクレジットカードはポイント還元を重視したものが多い
- 基本還元率以上にクレジットカードをお得に使いこなすにはコツがある
- 実はポイント還元よりお得な付帯サービスが付属する場合も
【PR】年会費無料のおすすめクレジットカード3選
上記で紹介した3つのカードは、いずれも年会費無料でありながら基本還元率1.0%という、お得で使い勝手の良いクレジットカードで、特定の店舗や利用方法でさらに還元率がアップする特徴があります。あとは、自分の利用シーンに合った1枚を選んでみてください。
さらに詳しく知りたい方は、各クレジットカード会社の公式サイトをご覧ください。
年会費無料でおすすめなクレジットカード10選!
では、年会費無料のクレジットカードから特に人気の高いものを厳選して10種類紹介します。最後に比較表も用意しているので、自分に合った1枚を見つける参考にしてください。
ポイント還元率が高いクレジットカード
年会費無料のクレジットカードの中でも、特にポイントの基礎還元率が高く利用しやすいクレジットカードは次の3つです。
1.リクルートカード
- 標準で1.2%の高いポイント還元率
- ポイントをPontaポイントに変換できる
- 国内・海外対応旅行保険が付帯
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.2% |
ポイントアップ適用例 |
・じゃらんnetへの宿泊予約(+2.0%) ・ポンパレモールでの買い物(+3.0%) |
ポイント利用例 | ・Pontaポイントとの交換 ・加盟店での利用 |
付帯サービス | ・ETCカード ・家族カード |
付帯保険 | ・国内/海外旅行損害保険 ・ショッピング保険 |
国際ブランド | ・Visa ・JCB ・Mastercard |
ランク | 一般 |
電子マネー | ・nanaco ・モバイルSuica ・SMART ICOCA |
申し込み資格 | ・18歳以上の方(学生可) ・本人または配偶者に安定した継続的な収入のある方 |
最大還元率こそ他社のクレジットカードより低めに設定されていますが、通常時のポイント還元率が高いため、メインカードとしてもサブカードとしても優秀な1枚です。貯まったポイントはPontaポイントへ交換でき、ローソンやゲオなど提携店で支払いに充当できます。
![]() 男性/20代/会社員/年収300〜500万円/三重県
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![]() 女性/30代/自営業/年収100〜300万円/鳥取県
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2.JCB カード W
- 最大ポイント還元率が5,50%
- 豊富な付帯サービス
- JCBのプロパーカードで信頼性の高いセキュリティ
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.10~5.50% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
ポイントアップ適用例 |
・加盟店での利用 ・ポイント優待サイト.「Oki Doki ランド」経由 |
ポイント利用例 | ・ギフトカードへの交換 ・他社ポイントへの交換 |
付帯サービス | ・ETC ・家族カード |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険(利用付帯) ・ショッピングガード保険 |
国際ブランド | JCB |
ランク | 一般 |
電子マネー | QUICPay |
申し込み資格 | ・18歳以上39歳以下の方(高校生不可/学生可) ・ご本人または配偶者に安定継続収入のある方 |
特に、JCBオリジナルシリーズパートナーの店舗でのポイント還元率が非常に高く、セブン-イレブンやAmazonではポイント3倍、スターバックスカードへのオンライン入金では10倍のポイント還元率が設定されています。普段これらの店舗を利用する方は、他社のクレジットカードよりもはるかに多くのポイントを獲得できるでしょう。
海外旅行でも活躍しやすい1枚で、日本人に人気が高いハワイではトロリー乗り放題、ラウンジ無料使用といった嬉しい特典もあり、海外旅行損害保険も付帯しています。
![]() 男性/30代/会社員/年収100〜300万円/北海道
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![]() 女性/30代/パート・アルバイト/年収100万円以下/兵庫県
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3.dカード
- 1.0%の高いポイント還元率
- ドコモユーザーならポイントが貯まりやすい
- 海外旅行向けの付帯サービスが豊富
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0〜4.5% |
ポイントアップ適用例 |
加盟店の利用 |
ポイント利用例 | ・ドコモケータイの利用料金支払いに充当 ・商品との交換 ・加盟店での利用 |
付帯サービス | ・カードの紛失/盗難の補償 ・VJデスク(旅のサポート) ・海外緊急サービス ・海外レンタカー ・家族カード ・ETCカード |
付帯保険 | ・お買い物あんしん保険 ・dカードケータイ補償 |
国際ブランド | ・Visa ・Mastercard |
ランク | 一般 |
電子マネー | iD |
申し込み資格 | ・個人名義で満18歳以上の方(高校生不可/未成年者は親権者の同意が必要) ・本人名義の口座をお支払い口座として設定すること ・その他株式会社ドコモが定める条件を満たすこと |
また、ケータイ料金そのものも、「dカードお支払割」で187円(税込)割引されるのが魅力です。携帯電話が紛失や盗難にあった場合、再購入費用の一部を負担する「dカードケータイ補償」もあり、ドコモユーザーなら持つ価値の高いクレジットカードといえるでしょう。
![]() 女性/20代/会社員/年収100〜300万円/神奈川県
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![]() 男性/20代/パート・アルバイト/年収100〜300万円/新潟県
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特定店舗での買い物に強いクレジットカード
次に、特定の店舗で買い物すると通常より高いポイント還元を受けられたり、特定店舗専用の付帯サービスがあるクレジットカードを紹介します。
4.ビックカメラSuicaカード
ー引用元:ビックカメラSuicaカード公式サイト
- Suicaチャージでポイント還元率が1.5%にアップ
- ビックカメラでのポイントが10%に
- 1年に最低1回の利用で年会費が無料
年会費 | 初年度年会費無料/2年目以降524円(税込)※2年目以降も、前年1年間でのクレジット利用が(ビューカードにて)確認できた場合は無料 |
ポイント還元率 | 1%〜11.5% |
ポイントアップ適用例 |
・ビックカメラ/コジマ/ソフマップなど提携店舗での買い物 ・Suicaの利用 |
ポイント利用例 | ・Suicaへチャージ ・商品に交換 |
付帯サービス | ETCカード |
付帯保険 | 国内/海外旅行損害保険 |
国際ブランド | ・Visa ・JCB |
ランク | 一般 |
電子マネー | Suica |
申し込み資格 | 日本国内在住の電話連絡のとれる満18歳以上の方(高校生不可/未成年の方は親権者の同意が必要) |
通常は0.5%の還元率ですが、Suicaにチャージすると1.5倍に。ビックカメラでの買い物をSuica決済で行うと10%のビックポイントが付与されるため、合計で11.5%の高還元率になります。
普段からビックカメラやSuicaを利用するのであれば、作って損はないクレジットカードといえるでしょう。本来は2年目から年会費がかかりますが、年に1回の利用が確認できれば翌年の年会費も無料になるため、実質永年無料で利用できます。
![]() 女性/30代/会社員/年収300〜500万円/東京都
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![]() 男性/50代/自由業/年収500〜700万円/埼玉県
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5.セブンカード・プラス
- nanacoの利用でお得にポイントが貯まる
- かわいいディズニー・デザインが選べる
- 対象店舗でポイント2倍に
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5〜1.0% |
ポイントアップ適用例 |
・加盟店での利用 ・電子マネーチャージ |
ポイント利用例 | 加盟店での買い物 |
付帯サービス | ・JCBプラザコールセンター ・ETCカード ・家族カード ・本人認証サービス |
付帯保険 | ショッピングガード保険 |
国際ブランド | JCB |
ランク | 一般 |
電子マネー | ・nanaco ・QUICPay |
申し込み資格 | ・18歳以上の方(学生可/高校生不可) ・ご本人または配偶者に継続して安定した収入がある方 |
セブンカード・プラスは、nanacoポイントを利用できるセブン&アイ・ホールディングス系列の店舗での買い物に便利な1枚です。nanacoの利用のほか、チャージや貯めた電子マネーに交換して利用した際にもポイントが貯まります。
全国のイトーヨーカドーやセブン-イレブンなど、対象店舗での買い物はポイントが2倍に。毎月8のつく日にイトーヨーカドーで買い物をすると、ほぼ全品に対して5%OFFになる特典もあります。すべて合計すると2~7%の還元や割引を受けられるため、セブン&アイ・ホールディングス傘下の店舗では、他社を圧倒するほどの高還元率です。
![]() 女性/30代/自営業/年収100〜300万円/鳥取県
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![]() 男性/50代/会社員/年収500〜700万円/栃木県
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6.エポスカード
- 年に4回、マルイ店舗での10%オフ優待あり
- ポイントの交換先が豊富
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントアップ適用例 |
ポイントUPサイト経由 |
ポイント利用例 | ・商品との交換 ・他社ポイントやマイルへの変換 ・エポスVisaプリペイドカードへの移行 |
付帯サービス | ・優待サイト「エポトクプラザ」 ・一時的な増額サービス ・ETCカード ・バーチャルカード ・本人認証サービス ・エポスVisaプリペイドカード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
国際ブランド | Visa |
ランク | 一般 |
電子マネー | ・モバイルSuica ・楽天Edy |
申し込み資格 | ・日本国内に在住の方 ・18歳以上の方(学生可/高校生不可/未成年の場合は親権者同意書が必要) |
エポスカードはマルイユーザーなら持っておきたいクレジットカードです。特にポイント還元率や優待サービスが優れています。
基本のポイント還元率は0.5%ですが、会員限定サイト「たまるマーケット」を経由し、対象ECモールで購入することでポイントが2~30倍貯まります。年に4回、マルイの店舗で会員優待の10%オフ期間を利用すればさらにお得に買い物が可能です。
ポイントの交換先も豊富で、マルイでのショッピング割引、商品券やマイル等に交換、ネット通販利用分の割引など、汎用性が高い点も魅力です。海外旅行傷害保険は自動付帯で、所持しているだけで恩恵があります。
![]() 女性/20代/会社員/年収300〜500万円/神奈川県
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![]() 女性/20代/会社員/年収300〜500万円/千葉県
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7.イオンカードセレクト
- イオンでのお買い物でポイントが貯まりやすい
- キャッシュカード・WAONカードとの一体型
- ゴールドカードへのランクアップが無料
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントアップ適用例 |
・全国のイオングループ対象店舗での買い物 ・「イオンカードポイントモール」の経由 |
ポイント利用例 | ・商品との交換 ・WAONへの交換 |
付帯サービス | ・家族カード ・ETCカード ・イオンシネマで映画鑑賞割引 ・本人認証サービス(3Dセキュア) ・イオンワールドデスク(旅行/レジャー窓口) |
付帯保険 | ・ショッピングセーフティ保険 ・クレジットカード盗難保障 |
国際ブランド | ・Visa ・JCB ・Mastercard |
ランク | 一般 |
電子マネー | ・Apple Pay ・イオンiD ・WAON |
申し込み資格 | ・18歳以上で電話連絡が可能な方(学生可/高校生不可/未成年の場合は親権者同意書が必要) |
イオンカードセレクトは株式会社イオン銀行が発行するクレジットカード。イオングループ対象店舗では、毎月10日の「ときめきWポイントデー」でポイントが2倍貯まります。毎月20・30日の「お客さま感謝デー」では買い物代金が5%OFFに。イオン銀行はATM利用料・振込手数料が無料になるサービスがあり、全国のイオン銀行利用やイオングループ対象店舗でのショッピングにお得なカードです。
イオン銀行のキャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONカードが一体になっているのも特徴で、引き落とし口座はイオン銀行のみ。口座を持っていない方はクレジットカードの申し込みと同時にイオン口座を開設する必要があります。
![]() 女性/30代/専業主婦(夫)/年収500〜700万円/奈良県
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![]() 男性/30代/会社員/年収700〜1,000万円/東京都
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付帯サービスが特徴的なクレジットカード
最後に、年会費無料のカードで弱点となりがちな、付帯サービスが充実している、あるいはなんらかの他社にない特徴があるクレジットカードを紹介します。
8.オリコカード
ー引用元:オリコカード公式サイト
- 海外旅行傷害保険が自動付帯する
- ステージアップでポイント還元率が2倍になる
- ポイントをオリコポイントへ交換できる
年会費 | Web特典で初年度無料/2年目以降1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントアップ適用例 |
・オリコモールの経由 ・年間の利用金額に応じてポイント倍率UP |
ポイント利用例 | ・商品との交換 ・他社ポイントとの交換 |
付帯サービス | ・海外オリコパッケージツアー割引サービス ・海外格安航空券サービス ・海外レンタカー予約サービス ・海外お土産宅配サービス ・海外デスク ・国際電話サービス ・国内オリコパッケージツアー割引サービス ・国内格安航空券サービス ・国内レンタカー予約サービス ・ETCカード ・家族カード |
付帯保険 | ・国内/海外旅行傷害保険 ・紛失/盗難保障 ・ショッピングガード |
国際ブランド | ・Visa ・JCB ・Mastercard |
ランク | 一般 |
電子マネー | QUICPay |
申し込み資格 | 18歳以上の方(高校生は除く) |
オリコカードはステージアップによる高いポイント還元率と、充実した付帯サービスが特徴のクレジットカードです。
付帯サービスには国内・海外損害保険をはじめ、パッケージツアーの割引サービスやレンタカーの予約サービスなど、旅行時に活躍するサービスが豊富にあります。2年目以降は年会費がかかりますが、これだけの海外旅行向け付帯サービスが揃っていることを考えると、決して高くはない費用です。旅行好きの方になら持っていて損はないでしょう。
基本のポイント還元率は0.5%と標準的ですが、1年間の利用額が50万円からポイントアップステージの対象になり、年間200万円の利用で翌年1年間のポイントが2倍になります。利用額の多いメインカードとして利用するのがおすすめです。
還元されたポイント「暮らスマイル」はさまざまな商品のほか、オリコポイントへの変換が可能で、オリコポイントを経由してマイルやAmazonギフト券などと交換できます。
![]() 男性/60代以上/専業主婦(夫)/年収300〜500万円/千葉県
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![]() 男性/30代/会社員/年収300〜500万円/神奈川県
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9.三菱UFJカード VIASOカード
- 海外旅行傷害保険とブランドの相性が抜群
- ポイント分は自動でキャッシュバック
- 最短翌営業日発行
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
ポイントアップ適用例 |
・携帯電話やインターネット、ETCの利用はポイント2倍 ・「POINT名人.com」の経由でポイント最大25倍 |
ポイント利用例 | 自動キャッシュバック |
付帯サービス | ・ETCカード ・家族カード ・銀聯カード |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険 ・ショッピング保険 |
国際ブランド | Mastercard |
ランク | 一般 |
電子マネー | – |
申し込み資格 | 18歳以上で安定した収入のある方、または学生の方(高校生不可) |
三菱UFJカード VIASOカードは年会費無料のクレジットカードとしては珍しく、海外旅行傷害保険が付帯するカードです。旅行中のケガや病気、携行品の損害や賠償にも対応します。国際ブランドは海外の多くの店舗で利用できるMastercardのため、旅行好きな方におすすめの1枚です。
ポイントの自動キャッシュバックも大きな特徴。普段の買い物で貯まったポイントは、申し込み不要で自動的に口座へ振り込まれます。ポイントは無期限なので、使い切れず失効してしまう心配がありません。
![]() 男性/40代/その他/年収300〜500万円/香川県
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![]() 男性/30代/会社員/年収300〜500万円/福岡
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>三菱UFJカード VIASOカードの口コミ・評判をもっと見る
10.ライフカード
- 海外旅行向けのサポートが付帯
- 誕生月の基本ポイント還元率が3倍になる
- 会員限定の優待サービスが充実している
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 約0.5%(初年度:0.75%/誕生日月:1.5%) |
ポイントアップ適用例 |
・初年度:ポイント1.5倍 ・誕生月:ポイント3倍 ・ステージプログラムでポイント最大2倍 ・ネットショッピングでポイント最大25倍 |
ポイント利用例 | ・ANAマイルへの移行 ・他社ポイントへの交換 ・ギフトカードや電子マネーとの交換 ・お米や家電など商品との交換 |
付帯サービス | ・海外アシスタンスサービス「LIFE DESK(日本語サービス)」 ・家族カード ・ETCカード |
付帯保険 | ・カード会員保障制度 ・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・シートベルト傷害保険 ・ショッピングプロテクション(動産総合保険) |
国際ブランド | ・Visa ・MasterCard ・JCB |
ランク | 一般 |
電子マネー | ・ライフカードiD ・楽天Edy ・モバイルSuica ・nanaco |
申し込み資格 | 国内在住の18歳以上で電話連絡が可能な方(高校生不可) |
ライフカードは、海外アシスタンスサービスの「LIFE DESK」が付帯するのが特徴のクレジットカードです。このサービスは海外旅行の際、普段のホテルやレストランの予約から、カードの紛失や盗難、急な病気やケガなど万が一のことがあったときまで、手続きをサポートしてくれるのが特徴。旅行損害保険は付帯していませんが、1枚持っておくと便利なクレジットカードです。
また、ポイントサービスや各種優待も充実しています。ポイント還元率は基本0.5%ですが、1年間の利用金額50万円ごとに翌年1年間のポイント倍率がアップし、最大で1.0%に上昇。誕生月は無条件でポイントが3倍に。
ほかにも、1年間の利用金額が50万円以上で300ポイントプレゼント、ライフカードのショッピングモール「L-Mall」を経由して買い物することでポイントが最大25倍になるなどの特典もあります。
![]() 女性/20代/専業主婦(夫)/年収300~500万円/山梨県
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![]() 男性/40代/その他/年収300〜500万円/香川県
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年会費無料でおすすめなクレジットカード比較一覧表
年会費無料でおすすめなクレジットカードの選び方
おすすめのクレジットカードを10個紹介しましたが、まだどれを選べばよいのか悩んでいる方もいるかもしれません。そこで、年会費無料のクレジットカードを選ぶポイントについて解説します。
還元率の高さで選ぶ
まずはクレジットカードのポイント還元率を基準に選びましょう。年会費無料であっても、ポイント還元率の高いクレジットカードは多くあります。基本還元率は平均で0.5%程度ですが、中には標準で1.0%以上のものも。
また、基本還元率は0.5%にとどまるものの利用額や利用状況に応じたポイントアップ制度があり、還元率が数倍にアップする場合もあります。
数十倍のポイントアップをうたう種類もありますが、多くの場合、条件が複雑であり最大の倍率を得られる機会は多くありません。それよりも、標準の還元率が高いもの、ポイントアップのハードルが低いものを選ぶほうが賢明でしょう。
なお、還元率と合わせて、ポイントの還元が1回ごとの利用金額に対して行われるのか、月の総額に対して行われるのかもチェックしましょう。
ポイント1%だと100円につき1ポイントになるため、100円未満の端数は計算の度に切り捨てられてしまいます。月の総額に対して還元を受けられる方が、切り捨てられる額が少なくなるのでお得です。
付帯サービスの充実度で選ぶ
付帯サービスの内容はクレジットカードごとに大きく異なるため、好みのものを選びましょう。人気があるのは国内・海外旅行傷害保険、対象店舗での割引や優待サービス、安心して使えるショッピング保険などです。
国内・海外旅行傷害保険は、クレジットカードを所持するだけで有効な自動付帯と、旅行のツアー代金やチケット代などをクレジットカード決済することで付与される利用付帯があります。
クレジットカードの種類や発行企業により補償限度額や補償内容も異なるため、旅行や出張が多い方は詳細の確認が必須です。
ポイントの使い勝手で選ぶ
ポイントの還元率とあわせて確認したいのが、その使い勝手。毎月の引き落としに充当できる場合もあれば、別のポイントやマイルなどに変換しないと使用できない場合もあります。中には、対象ECサイトの中でのみ利用できるなど、用途が極端に限定されているケースも。
引き換え先の商品によっても還元率が細かく設定されていることが多く、貯めたポイントを何に使用したいかをイメージしたうえで、できるだけ汎用性が高いものを選ぶと便利に使えます。
加えて、有効期限も視野に入れておきましょう。有効期限が短いと、貯めたポイントを使用前に失効する可能性があります。こういったデメリットやリアルな使用感は、公式サイトよりも口コミで確認するのがおすすめです。
ブランドで選ぶ
そのクレジットカードに設定されている国際ブランドで選ぶ方法もあります。主な国際ブランドとしてはVisa、JCB、Mastercardがあります。
海外利用が中心の方や、メインカードとして利用したい方はVisaやMastercardがおすすめです。この2つの国際ブランドは加盟店の数が世界規模で多く、ほとんどの店舗で使用できます。
JCBは日本生まれの国際ブランドであるため、日本国内に加盟店が多いのが特徴です。国内利用がおもな方や、サブカードを作りたい方はJCBがよいでしょう。
なお、この他にAmerican Expressや Diners Clubというブランドもありますが、後者はステータス性の高いクレジットカードに付与されることが多いため、年会費無料のクレジットカードではほぼ選択できません。
American Expressに関しては、楽天カードが年会費無料ながら対応しています。楽天カードは2枚同時発行(所有)ができるため、既に所持している方も2枚目としてAmerican Expressを作成できるのも魅力です。楽天カードについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
即日発行可能かどうかで選ぶ
急いでいる場合は、即日発行可能かどうかが選ぶ決め手になる場合もあります。通常、クレジットカードは申し込んでから手元に届くまで、審査も含めて1週間~10日はかかります。カード会社によって、即日発行が可能な会社や、3日程度で発行できる会社があるため申し込み前に確認するとよいでしょう。
短期発行が役立つケースとしては、たとえばカードを紛失した場合や、急な海外出張が決まった場合などが挙げられます。紛失して再発行すると時間がかかるため、その間に即日発行のクレジットカードを作成すれば不便を感じにくくなるでしょう。海外ではVisaが主流のため、手元にJCBしかない場合は即日発行のVisaクレジットカードを作成すれば急な出張でも役立ちます。
年会費無料のクレジットカードを持つメリット
年会費無料のクレジットカードは、維持費をかけずに所持できるのが魅力です。しかし、そのほかにも年会費無料のクレジットカードを持つことには、次のようなメリットがあるため、チェックしておきましょう。
便利なサービスを無料で受けられる
年会費無料のクレジットカードの多くは何らかの付帯サービスがあり、クレジットカードを所持しているだけでそれらの恩恵を受けられるのがメリットの1つ。
特に恩恵が大きいのは保険です。国内・海外旅行傷害保険をはじめとする各種保険は、複数のクレジットカードの補償額を合算できるケースがあります。100万円の補償を持つクレジットカードを2枚所持していれば、いざというとき200万円の補償が受けられることになります。
補償額や補償内容が足りないと感じたとき、クレジットカードを複数枚所持して足りない補償を補えるのは、年会費無料ならではのメリットといえます。
サブカードとして使いやすい
年会費無料のクレジットカードは、年会費の必要なクレジットカードと違いノーリスクで所持できるため、使用頻度の少ないサブカードとしても優秀。サブカードなら少額でも使いやすい基本還元率が高め、かつポイントの有効期限が長いクレジットカードがよいでしょう。
利用額に応じたポイントアップ制度があるクレジットカードはメインカード向きです。普段JCBのクレジットカードをメインで利用したまま、別の国際ブランドのクレジットカードを利用したい場合も、年会費無料のカードが役立ちます。
収入が少なくても作成できる
年会費無料のカードの場合、低収入の方でも作成できます。年会費の発生するクレジットカードは、勤務形態、勤続年数や一定以上の年収などを基準に審査されるのが一般的。
一方、年会費無料のクレジットカードは、申し込み条件として主婦、フリーター、学生の方でも申し込める旨が記載されていることも多く、求める収入基準は高くない傾向です。
学生のうちに将来に備えてクレヒス(利用履歴)を積みたい場合にも、年会費無料のクレジットカードが便利です。
年会費無料のクレジットカードを使いこなす6つのコツ
年会費無料のクレジットカードはポイント還元についてさまざまな特典や特徴があることが多く、そのクレジットカードに合った使い方をすることで一層お得になります。そこで、クレジットカードをより使いこなすコツについて解説します。
1. 提携店舗での買い物を中心にする
提携店舗での買い物を頻繁に利用することで、よりお得にポイント還元を受けられるでしょう。ほとんどのクレジットカードには、ポイント還元率が基本還元率よりアップする提携店舗が存在しています。
たとえば楽天カードなら楽天市場、JCB カード Wならポイント優待サイト「Oki Doki ランド」や、Amazon、スターバックスといったJCBオリジナルシリーズパートナー店舗が該当します。これらの提携店舗での買い物は、クレジットカード次第ですがポイントが2倍~10倍程度に設定されていることも多いです。
年会費無料のクレジットカードの中には基本還元率が0.5%のものもありますが、その分こうした店舗を利用することで基本還元率1.0%のクレジットカードよりお得になる可能性もあります。基本還元率だけを見るのではなく、提携店舗に自分のよく利用する店舗が含まれるか必ず確認しましょう。
2. 電子マネーを使用して ポイントの二重取りをする
ポイントをお得にゲットするのに欠かせないテクニックが、ポイントの二重取りです。クレジットカードには電子マネーが付帯しているものがあり、クレジットカード決済で電子マネーをチャージするときにポイントが貯まるものや、電子マネー決済でポイントが貯まるものもよく見受けられます。
そこで、単純にクレジットカード決済するのではなく、あえて次のような手順を踏んで決済することでポイントの二重取りができます。
- 電子マネーをクレジットカードでチャージし、チャージ額に対するポイントを獲得する
- チャージした電子マネーで支払いをし、電子マネー決済によるポイントを獲得する
チャージしてから支払うため二度手間になりますが、そのままクレジットカード決済するよりポイントの獲得量が増えます。よくコンビニや駅で、Suica、nanacoなどを利用する方はぜひ検討してみましょう。
3. 交換レートのよいポイント交換先を見つける
貯まったポイントを交換するときのレートを確認しましょう。クレジットカードによっては、1ポイントあたりの価値がなにに交換するかで変わってしまうものもあります。
たとえば、提携店舗の支払いに利用するなら1ポイント1円で利用できるのに、1,000円分のギフトカードへ交換する場合1,100ポイントが必要になるといった具合です。この場合はギフトカードへ交換すると、100円分のポイントが無駄になってしまいます。
クレジットカードを手に入れたら、交換レートがよい商品やポイントの使用先を必ず見つけておきましょう。長く使えば使うほど、塵も積もって大きな金額の損失となってしまいます。
4. 優待サービスはポイント還元よりお得になりやすい
年会費無料のクレジットカードはポイント還元にばかり目がいきがちですが、じつは基本のポイント還元より多くのポイントを得られる方法もあります。それがクレジットカードに付帯する優待特典です。クレジットカードの中には、特定の飲食店や映画館、ジムなどで割引を受けられる特典を用意しているものがあります。
たとえばレストランで1万円分の飲食をした場合、1%還元のクレジットカードで還元されるポイントは100円です。しかし、もし飲食費が20%オフになるグルメ優待特典が利用できれば、2,000円もの金額がかえってくる計算になります。
ポイント還元よりもはるかにお得になりやすいため、普段飲食店や商業施設などをよく利用する方は優待サービスのあるクレジットカードをチェックしておきましょう。
5. 固定費をクレジットカード払いにする
確実にポイントを貯めるためのテクニックとして覚えておきたいのが、固定費の支払いをクレジットカード払いに設定することです。税金や家賃、通信費など、毎月必ず固定での引き落としがあるものについてはすべてクレジットカードで支払うと、自然にポイントが貯まります。
固定費はある程度まとまった金額になることが多いので、獲得できるポイントもその分多くなりやすいのが魅力です。
また、クレジットカードを意識せず利用し続けることになるため、クレヒス(利用履歴)も積めて将来クレジットカードを作るときの信用材料として役立ちます。
6. キャンペーンを見逃さない
クレジットカード会社によっては、新規入会後もお得なキャンペーンを多数実施していることがあります。特定期間に特定店舗の利用でポイントを多く獲得できるものや、特定の利用金額に達することでポイントボーナスがあるものなど、内容はさまざまです。
これらのキャンペーンを併用して買い物すること、あるいは買い物する前にキャンペーンを確認することを意識しておくと、よりポイントが貯まりやすくなります。キャンペーンの一覧ページをブラウザの「お気に入り」に登録して、毎日チェックするのも良い方法です。
年会費無料と有料のクレジットカードの違い
年会費無料のクレジットカードと、有料のクレジットカードではおもにポイント還元の効率や、付帯サービスの充実度が変わるのが特徴です。
たとえば、年会費無料の「dカード」と、次年度以降は年会費がかかる「オリコカード」、dカードの上位カードとなる有料の「dカード ゴールド」では次のような違いがあります。
カード名 | オリコカード | dカード | dカード ゴールド |
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カードランク | 一般 | 一般 | ゴールド |
年会費 | ・Web特典で初年度無料 ・2年目以降1,375円(税込) |
永年無料 | 11,000円(税込) ※年間利用額が100万円以上ある場合、11,000円分(年会費相当)のクーポンを提供 |
ポイント還元 | 0.5% | 1.0% | 1.0% |
ポイント還元に関する特典 | ・年間200万円の利用でポイント倍率2倍 | ・買い物100円(税込)につき1ポイント貯まる ・ドコモケータイの利用料金の約1%をポイント還元 |
・買い物100円(税込)につき1ポイント貯まる ・ドコモケータイの利用料金の10%をポイント還元 |
付帯サービス | ・海外オリコパッケージツアー割引サービス ・海外格安航空券サービス ・海外レンタカー予約サービス ・海外お土産宅配サービス など |
・お買い物あんしん保険(年間100万円まで) ・dカードケータイ補償(1年間で最大1万円) ・紛失・盗難補償 ・VJデスク(旅のサポート) など |
・国内・海外旅行保険 ・国内・ハワイラウンジ利用 ・お買い物あんしん保険(年間300万円まで) ・dカードケータイ補償(3年間で最大10万円) ・紛失・盗難補償 ・VJデスク(旅のサポート) ・海外レンタカー ・海外緊急サービス など |
表を見てわかる通り、じつは年会費のかかるクレジットカードに申し込んでも、必ずしも基本還元率がお得になるとは限りません。オリコカードとdカードのように、年会費永年無料の方が基本還元率がよいこともあります。
年会費無料のクレジットカードは付帯サービスこそ少ないものの、ポイント還元に関してはお得なことが多いです。ショッピング利用が中心の方なら、ノーリスクで多くのポイントを貯められます。
一方、年会費有料のクレジットカードは、クレジットカードにもよりますが付帯サービスが充実していることが多いです。オリコカードの場合は、海外に旅行や出張に行く方ならdカードよりお得になります。
また、「dカード ゴールド」はdカードの上位カードということから、ポイント還元や付帯サービス、両方の面でdカードのメリットをそのまま強化しています。
付帯サービスが目的ならば年会費有料のクレジットカードが有利ですが、ポイント還元やショッピング利用が目的の方や、サブカードで年間の利用額が少ない方なら、年会費無料のクレジットカードでも十分お得です。
年会費無料のクレジットカードに関するよくある質問
年会費無料のクレジットカードに関して、利用者からよくある質問についてまとめています。納得したうえでクレジットカードの申し込みができるよう一度確認しておきましょう。
- 条件つきで年会費無料になるクレジットカードにデメリットはある? 「年に1回の利用で年会費無料」「一定額の利用で年会費無料」など、年会費無料に条件がある場合は注意が必要です。利用する予定があるうちは問題ありませんが、たとえば引越しして近くにポイントアップする加盟店がなくなり利用頻度が減ると、条件を満たせなくなり年会費がかかるリスクがあります。
- 審査に落ちたらまた別のクレジットカードを申し込んでも大丈夫? クレジットカードの申し込み情報は半年ほど信用機関に登録されます。続けて申し込むと、「お金に困っているのでクレジットカードを求めている」と見なされて審査に落とされやすくなるため、審査に受かっても落ちても、次のクレジットカードを申し込むのは半年以上先にしましょう。
- 年会費無料のクレジットカードはなぜ無料で利用できる? クレジットカードは支払いの際に加盟店がカード会社へ支払う手数料で利益を得ているため、年会費無料でも提供することが可能です。そのため、年会費無料だからといってなにか決済面で欠点があるわけではありません。
- 無料でもセキュリティは問題ない? 年会費無料でも、セキュリティが特に低くなる心配はありません。セキュリティコードや2二段階認証など、クレジットカードごとにセキュリティが工夫されています。また、年会費無料でありながらナンバーレスカードやワンタイムパスワードなどさらに強力なセキュリティ対策を導入しているものもあるため、セキュリティが心配な場合はそのようなクレジットカードを選ぶ手もあります。
さらに詳しく知りたい方はこちら
年会費無料におすすめのクレジットカードに関する選び方やよくある質問の他に、クレジットカードに関する情報をもっと詳しく知りたい方に向けて、決定版となる解説記事をご用意しました。
下記の記事では、クレジットカードの基礎知識をはじめ、人気のクレジットカードや初心者でもわかるカード選びのポイントについてさらに詳しく解説しています。どうぞお読みください。
まとめ
年会費無料のクレジットカードは、還元率やポイントの使い勝手、付帯サービスの充実度で選びましょう。ポイントはできるだけ基礎還元率が高いものや、自分の普段よく利用する店舗が発行するものを選ぶと効率よく貯められます。
キャンペーンの利用やレートの良い交換先の確保、ポイントの二重取りといった、細かいテクニックもポイント還元を使いこなすには大切です。
また、旅行が多い方は、付帯サービスの充実したクレジットカードを選ぶと無料でさまざまな特典を受けられます。年会費無料のクレジットカードは選択肢が多いので、普段の自分の生活を見返して選ぶ参考にしましょう。

※この記事は2021年6月20日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込価格で表記しております。