JCBプラチナは、さまざまなクレジットカードの中でも数少ないプラチナランクのステータスを持った1枚。高額な年会費と引き換えに、全世界148ヶ国の空港ラウンジを使用可能なプライオリティ・パスや、ホテルやレストランの予約を代行してくれるプラチナ・コンシェルジュデスクなど、プラチナランクならではの充実した付帯サービスを得られます。
口コミについて一通り見たところで、JCBプラチナの基本情報や、新規入会時に利用したいおすすめのキャンペーンについてご紹介します。
JCBプラチナの基本情報
- 手厚いサービスが受けられる
- 特別な優待が受けられる
- 安心できる保険と補償
年会費 | 27,500円(税込) |
ポイント還元率 | 0.50~5.00% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
付帯サービス | 国内・海外旅行損害保険(利用付帯)/ショッピングガード保険/国内・海外航空機遅延保険(利用付帯)/Oki Dokiポイント/ETCカード、QUICPay、家族カード追加可能/WEBサービス「MyJCB」/Apple Pay・Google Pay |
国際ブランド | JCB |
ランク | プラチナ |
それでは、実際にどんな点が支持されてJCBプラチナがユーザーに選ばれているのか、その理由を見てみましょう。JCBプラチナが選ばれる理由は、以下の通りです。
JCBプラチナが選ばれる理由
JCBプラチナはプラチナ・コンシェルジュデスクやプライオリティ・パスなど、プラチナランクならではの特典が選ばれる決め手となっています。
1.プラチナ会員だけの特別なサービス
JCBプラチナには、24時間365日利用可能なプラチナカード会員専用「プラチナ・コンシェルジュデスク」があります。プラチナ・コンシェルジュデスクでは、ホテルや交通機関などの旅の手配・予約、レストランやゴルフ場、チケットの予約など、さまざまな相談に専用のスタッフが可能な限り対応してくれます。
また、グルメ好きな方向けのサービスが「グルメ・ベネフィット」です。国内の厳選されたレストランで2名以上で予約をすると、1名分の料金が期間限定で無料になります。会食や接待、ちょっとした贅沢にも利用できるサービスです。
そのほか、JCBはユニバーサル・スタジオ・ジャパンと提携しているため、施設内でのアトラクション優先搭乗のサービスも受けられます。ジュラシック・パークのアトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」の施設内には、専用のJCBラウンジが設置されています。
もし、京都に行くことが多いのなら、駅ビル内にある「JCB Lounge京都」の利用も可能です。ドリンクサービスもあり、新聞や雑誌を眺めながら、新幹線乗車までの待ち時間をゆっくり過ごせます。
2.ラグジュアリーな宿泊施設、空港ラウンジの利用
JCBプラチナには、優雅に楽しめる特典も満載です。「JCBプレミアムステイプラン」は、全国から厳選して用意された「アマン東京」「帝国ホテル東京」「淘心庵 米屋」など、質の高いホテルや旅館にお得に宿泊できる優待特典です。
ホテルで用意されているのは、「スペシャルプライスプラン」。予約時点のお値打ち価格で宿泊できます。旅館では「厳選の宿」が用意されており、お客様満足度の高い旅館に予算を抑えて宿泊できます。世界の有名ホテル「ザ・ペニンシュラ香港」や「リッツ パリ」などに特典付きで宿泊できる「海外ラグジュアリー・ホテル・プラン」もあります。
また、プラチナならではの特典として「プライオリティ・パス」も挙げられます。世界148の国や地域、600を超える都市にある約1,300箇所以上の空港ラウンジ等を無料で利用できるサービスです。出発前のひと時をゆっくりと過ごすことができます。
他にも、ゴルフ場の手配をしてくれる「ゴルフサービス」や、全国の対象店舗で飲食代の割引やサービスが受けられる「グルメ優待サービス」なども特徴です。
3.充実の保険と補償
旅行損害保険(利用付帯)は国内・海外ともに最高1億円の補償が適応されます。本会員のみならず、家族会員にも適用(※19歳未満の本会員と生計をともにする子供は家族特約サービスが付きます)。海外の場合は、事故、病気、ケガ、携行品の盗難も補償対象です。
ショッピングガード保険は、国内外を問わず破損・盗難などの損害を購入日から90日の間、年間最高500万円まで補償してくれます(※1事故につき自己負担額3,000円。一部の商品および配送中の事故は対象外)。
国内・海外航空機遅延保険(利用付帯)もあり、航空機遅延トラブルが発生しても安心です。国内外の航空便利用時に乗継遅延で生じた宿泊費、飲食費、出航遅延で生じた飲食費などが補償されるほか、預けた手荷物が遅延・紛失した際にも衣料購入費等が補償されます。
国内・海外航空機遅延保険の乗継地において発生した客室料・飲食代の限度額は2万円、預けた手荷物が紛失してしまった際の衣料購入費等は4万円が限度額です。
JCBプラチナをおすすめできる方|他券種と比較
JCBプラチナの特徴を他券種と比較して紹介します。今回は特徴が似ている「SPGアメックスカード」と「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」と比較しました。
3種ともプラチナランクのクレジットカードなので、どれも年会費は高めですが、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードが3種の中では1番低い年会費となっています。
JCBプラチナの方が優れているのは付帯保険。特に、日本生まれの国際ブランドであるJCBは国内旅行向けのサービスが充実しています。旅行傷害保険のほかに、ショッピングガード保険も限度額が他の券種より高いのが特徴でしょう。
ポイント還元率を比較
通常時の還元率では、JCBプラチナと三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードが0.5%ですが、SPGアメックスカードが1%と優勢です。
ただ、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは初年度のみ還元率が1.5倍、さらに海外でのポイント還元率は2倍になるため、海外での大きな買い物に有利です。
JCBプラチナも同様に、海外のJCB加盟店でカードを利用されると自動的にポイントが2倍の還元率1%になります。海外でJCB加盟店をよく使う方におすすめです。
さらに、優待店(JCB ORIGINAL SERIESパートナー)を利用すると、いつでもポイントが2〜10倍、JCBが運営するポイント優待サイト「Oki Doki ランド」経由でお買い物すると、ポイントが最大20倍になる点は、他種カードとの大きな違いでしょう。
JCBプラチナをおすすめできるユーザーの特徴
もし、JCBプラチナが自分に適しているか気になったなら、本記事で紹介した3つのクレジットカードと比較してみましょう。下記のチャート図を参考にしてください。
特徴その1:国内やアジア旅行によく行く方
JCBプラチナは、国内やアジアに加盟店が集中しているJCBブランドで、国内・海外旅行傷害保険(利用付帯)が充実しています。死亡や後遺傷害だけでなく、利用頻度の高い傷害治療や疾病治療までしっかりと補償。たとえば傷害治療において三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードでは最高200万円のところ、JCBプラチナは最高1,000万円まで補償してくれます。
ショッピング保険も年間500万円まで対応。携行品損害保険も100万円までと、他の券種の2倍です。全体的に保険については3券種の中でも特に優秀なので、保険を重要視するならJCBプラチナがおすすめです。
特徴その2:グルメ好きな方
JCBプラチナは、国内向けに「グルメ優待サービス」を実施しており、対象の飲食店で割引を受けられます。併せておすすめのレストランを紹介してくれたり、オンライン上で簡単に手配できたりするサービス「グルメルジュ」も付属。対象レストランにおいて2名以上の予約をした場合、1名以上の料金が期間限定無料になる「グルメ・ベネフィット」もあります。グルメ関連のサービスが多いため、外食の頻度が高いグルメな方におすすめです。
特徴その3:JCB ORIGINAL SERIESパートナー優待店舗をよく利用する方
JCBプラチナは、国内の提携店舗をよく利用する方だとお得になりやすいのでおすすめです。
たとえばJCBプラチナを含め、JCBのプロパーカードはJCB ORIGINAL SERIESパートナーの優待店で買い物をするとポイントが2~10倍貯まります。優待店にはAmazon、スターバックスなど誰もが知る店舗も多くあります。
また、JCBは東京ディズニーランドや東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーなので、ディズニーファンの方にもおすすめ。ディズニー関連のキャンペーンが多いので、パークチケット(ペア)を獲得できることも。
さらに、JCBはユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャル・マーケティング・パートナーでもあります。USJ内に設置されたJCBラウンジではアトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」の優先搭乗サービスがあるのが魅力。行列に並ぶことなく、ラウンジでゆったりと待ち時間を過ごせます。
これらのサービスを利用することが多いなら、JCBプラチナは申し込んで損のない1枚です。

JCBプラチナの使い方・お得な活用術
JCBプラチナの使い方について、公式サイトの情報をはじめ実際に利用したユーザーから「どんな点に注目できるか」をまとめました。ユーザーの声のなかには、公式サイトには記載されていないお得な活用術も紹介されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
※掲載しているユーザーの声は、編集部独自が調査して収集したものです(2021年8月現在)。最新情報については、公式サイトからご確認ください。
公式サイトの声




ユーザーの声



専門家の声

SNSの声

JCBプラチナのお申し込み方法と審査基準
JCBプラチナは、インターネット申し込みが可能です。入会申請時は、お持ちのスマホやパソコンから公式サイトにアクセスしてみましょう。
JCBプラチナを申し込む前に準備しておくもの
事前準備として、以下のものが必要となるのでしっかり確認しておきましょう。
- 所定の本人確認書類
- 収入証明書類
- 支払口座情報がわかるもの
所定の本人確認書類
下記のいずれか2点のコピーが必要です。
- 運転免許証または運転経歴証明書
- 各種健康保険(申し込み本人の名前・生年月日・現住所記載のもの)
- パスポート(2020年2月4日以降に申請されたものは、住所欄の記載が緊急連絡先のみのため不可)
- 在留カードまたは特別永住者証明書
- マイナンバー(個人番号)カード
- 住民票の写し(発行日から6か月以内のもの)
- 公共料金の領収書
- 国税または地方税の領収書または納税証明書
- 社会保険証の領収書
※書類の組み合わせには指定があります。
収入証明書類
給与収入がある方は、下記のいずれか1点のコピーが必要です。
- 源泉徴収票
- 納税通知書
- 確定申告書
- 給与明細書
個人事業者の方や不動産収入などがある方は、下記のいずれか1点のコピーが必要です。
- 確定申告書
- 青色申告決算書
- 収支内訳書
年金収入がある方は、下記のいずれか1点のコピーが必要です。
- 年金証書
- 年金振込通知書
- 両方手元にない場合は、課税証明書(所得証明書)または納税通知書
JCBプラチナのカード発行までの流れ
まずはインターネットでカードの入会申し込みを行います。入会申込時に設定する本人確認方法は以下の4通りがあります。
- 【方法1】インターネットでお支払い口座を設定
- 【方法2】カードお届け時、運転免許証で本人確認
- 【方法3】画像データで本人確認書類を提出(アップロード)
- 【方法4】郵送で必要書類を提出
本人確認方法の詳細は以下の通りです。
【方法1】インターネットでお支払い口座を設定
インターネットでお支払い口座の設定を行います。その場合、本人確認書類等の必要書類の提出は不要となるため、最短3営業日でカードを発行され、約1週間でご自宅に届きます。
【方法2】カードお届け時、運転免許証で本人確認
カードお届け時に、運転免許証をご提示いただくことで本人確認を行います。その場合、本人確認書類の提出は不要となるため、最短3営業日でカードを発行され、約1週間でご自宅に届きます。
カード受け取り後、口座振替依頼書でお支払い口座を設定してください。
【方法3】画像データで本人確認書類を提出(アップロード)
インターネット上で入会のお申し込みをし、本人確認書類の画像データを提出(アップロード)します。後日、カード受け取り後、口座振替依頼書でお支払い口座を設定します。
アップロード手続き可能な本人確認書類は、運転免許証または運転経歴証明書、パスポート、住民票で可能です。
【方法4】郵送で必要書類を提出
インターネット上で入会のお申し込みをし、届いた申込書と共に郵送で本人確認書類の提出・お支払い口座の設定を行います。申込書がカード会社に到着後、4週間程度でカードをご自宅に送付されます。
JCBプラチナの審査基準
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25歳以上で本人に安定継続収入がある
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学生不可
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JCBプラチナ独自の審査基準
JCBプラチナに申し込めるのは、25歳以上で本人に安定した継続収入がある方です。学生は申し込みができません。審査はJCBプラチナ独自の審査基準で行われます。年収要件は具体的に提示されていませんが、審査通過者の話や口コミ情報によると年収400万円~500万円が目安。正社員として勤務し、目安程度の収入があれば審査を通過する可能性があります。
また、JCBプラチナはJCBゴールドと一緒に新規申し込みが可能。一緒に申し込めば、もしJCBプラチナの審査に落ちてしまっても、JCBゴールドの審査に通ればJCBゴールドが発行されます。
JCBプラチナの審査に通らなかった場合、JCBの一般カードやゴールドカードなどで利用実績をあげ、JCBからのインビテーション(招待)を待つ、またはJCBゴールドから信頼を積み上げ、JCBプラチナへのアップグレードを申請するという手段もあります。
JCBプラチナに関するよくある質問
- 家族カードの作成は可能? 家族カードも作成できます。ただし、家族会員の年会費も2人目以降は1名につき3,300円(税込)がかかるため、家族全員分のクレジットカードを発行すると年会費だけでも負担になる可能性があります。
- 年会費のもとは買い物でとれる? 年会費が27,500円(税込)なので、0.5%のポイント還元率でもとをとろうとすると年間550万円の利用額が必要です。もしくは、付帯サービスの「グルメ優待サービス」で飲食店の割引を受け、割引された額でもとをとる手もあります。
- Oki Dokiランドって何? Oki DokiランドはJCBユーザー向けのポイントサイトです。JCBプラチナに限らず、株式会社ジェーシービーが直接発行するクレジットカードではOki Dokiポイントが貯まります。また、オンラインでの買い物にOki Dokiランドを経由することでポイントが貯まりやすくなります。最大20倍の還元率です。
JCBプラチナの口コミ・評判のまとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、JCBプラチナの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後JCBプラチナのおさらいをしておきます。
- 手厚いサービスが受けられる
- 特別な優待が受けられる
- 安心できる保険と補償
もしJCBプラチナを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。
- 新規入会&ご利用とMyJCBアプリログインで10,000円キャッシュバック
- 家族カード入会で最大4,000円分のJCBギフトカードプレゼント
- 紹介したご友人が対象カードに入会すると、最大5,000円相当のOki Dokiポイントをプレゼント
- カード入会時スマリボ新規登録で1,000円キャッシュバック。さらに利用で最大6,000円キャッシュバック

※この記事は2023年3月13日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込価格で表記しております。
※当メディアではこちらのガイドラインを参考に記事を制作しております。