JCB一般カードは、株式会社ジェーシービーが発行するクレジットカードです。国際ブランド「JCB」を提供している会社が直接発行するカード(プロパーカード)であるため、本人認証サービスや不正検知システムなど、セキュリティやサポートの質の高さでは特に定評があります。
口コミの傾向を把握したところで、JCB一般カードの基本情報についてご紹介します。
JCB一般カードの基本情報
- 3つの不正利用対策で強固なセキュリティ
- Oki Doki ランド経由でポイントが最大20倍
- 国内・海外旅行保険が充実しており、もしものときも安心
年会費 | 1,375円(税込)WEB入会で初年度年会費無料/年間50万円(税込)以上の利用とMyJチェックの登録で翌年の年会費無料 |
ポイント還元率 | 0.50~5.00% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
付帯サービス | 国内・海外旅行損害保険(利用付帯)(最高3,000万円)/海外ショッピングガード保険(最高100万円)/Oki Dokiポイント対応/WEB明細・手続きサービス/Apple pay・Google pay設定可 |
国際ブランド | JCB |
ランク | 一般 |
それでは、JCB一般カードがなぜ多くの方に選ばれるのか、その理由を見てみましょう。
JCB一般カードが選ばれる理由
JCB一般カードはセキュリティやサポートが充実しており、ポイント獲得機会が多いため数字以上の満足感を得られるのが、ユーザーの決め手となっています。
1.ポイントを貯められる手段が多い
JCB一般カードは基本還元率こそ0.5%と標準的ですが、ポイントの倍率がアップするチャンスが多くあり、数字以上に多くのポイントを貯められます。
たとえば、全国のJCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗を利用すると、ポイントは2~10倍。対象店舗にはAmazon(ポイント3倍)、セブン-イレブン(ポイント3倍)、スターバックス(ポイント10倍)など誰もが名前を知っているショップが多数含まれています。
また、ポイントサイト「Oki Doki ランド」を利用すれば、最大20倍のポイント獲得チャンスも。「Oki Doki ランド」もまた「Rakuten」「一休.com」「JTB」「ふるなび」など有名なショップが参加しており、ポイントサイトを経由するだけでポイントが自然に貯まるのが魅力です。
メンバーシップサービス「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」により、1年間に100万円(税込)以上の利用があれば翌年のOki Dokiポイントが自動的に最大50%UPする特典もあります。
貯まるポイントは「Oki Doki ポイント」で、1,000円(税込)につき1ポイントが獲得できるのが特徴です。清算1回ごとにポイント加算ではなく、月間利用額に対して加算されるため、清算のたびに端数が切り捨てられる心配がありません。
2.トラブルに備えた安心のセキュリティ
JCB一般カードはJCBが直接発行するプロパーカードなので、セキュリティが充実しています。たとえば、クレジットカードの不正利用を防ぐ本人認証サービス「J/Secure(ジェイセキュア)」や、24時間365日体制で不審なカード利用がないかチェックする「不正検知システム」を備えているのが特徴です。
また、万が一不正利用があった場合、身に覚えのない請求を取り消してくれる「JCBでe安心」制度もあります。
カード紛失・盗難時には届け出た日から60日前まで遡り、それ以降の損害額を補償。WEBサイト上ではフィッシング詐欺や個人情報の管理などに関する注意喚起も行っているので、個々のセキュリティ意識も高めてくれます。
3.旅行のサポートが充実
JCB一般カードは旅行をサポートする保険やサービスが豊富です。たとえば、旅行損害保険(利用付帯)は国内・海外両方に対応。国内・海外ともに最高3,000万円を補償してくれます。海外利用時のショッピング保険は補償金額最高100万円なので、もしものときも安心です。
海外の主要都市には「JCBプラザ」や「JCBプラザ ラウンジ」があり、治安が不安な場合も搭乗まで安心してラウンジでくつろげます。
ラウンジやサポートデスクでは、JCB優待情報や観光情報の案内や、レストランやオプショナルツアーなどJCB加盟店の予約もすべて日本語で対応してもらえるのが魅力です。Wi-Fi無料サービスもあるので、ビジネスでの利用にも便利。JCB一般カードを盗難・紛失した際の緊急サポートもあり、心強い存在です。
「JCBプラザ ラウンジ」では、上記のサービスに加えてラウンジならではのフリードリンクやマッサージ機などのサービスもあります。インターネットや現地情報なども自由に閲覧でき、荷物の当日中一時預かりもしてくれるので便利です。
JCB一般カードをおすすめできる方|他券種と比較
JCB一般カードにすべきか、それとも他の券種にすべきか悩んでいる方のために、同じJCBのブランドからJCB カード WとJCB CARD W plus Lと比較しました。どれを選ぶべきか悩んでいる方は参考にしてください。
3券種を比較したとき、特に注目したいのが付帯保険と年会費です。JCB一般カード Wや、JCB CARD W plus Lは年会費永年無料で所持できますが、JCB一般カードは一定額の利用がないと翌年から年会費がかかります。そのため、JCB一般カードは利用額の条件をクリアしやすいメインカード向きです。
また、3券種は付帯保険がそれぞれ異なります。JCB一般カードは国内・海外旅行両方に対応しているのに対し、JCB カード Wや、JCB CARD W plus Lは海外のみです。また、JCB CARD W plus Lは女性向け保険に有料オプションで加入できます。
また、選べるデザインの種類もJCB一般カードの方が豊富になっています。
JCB一般カードをおすすめできるユーザーの特徴
上記の結果から、JCB一般カードは以下のような方におすすめします。下記のチャート図を参考に、自分に合っているカードがどれか探してみてください。
特徴その1:国内・海外旅行をよくする
JCB一般カードはJCB カード WやJCB CARD W plus Lにない国内旅行保険が付帯しているため、国内旅行をよくする方におすすめです。利用付帯で、死亡もしくは後遺障害の場合、最高3,000万円が補償されます。
また、海外旅行保険は3券種すべてに付帯していますが、JCB カード WやJCB CARD W plus Lは最高2,000万円までの補償なので、JCB一般カードの方が補償額が多く、その他のサポートや海外旅行に役立つラウンジなどのサービスも充実しています。
将来的にゴールドカード以上へランクアップすればさらに付帯サービスが増えることを考えると、国内・海外旅行が多い方はJCB一般カードの方がおすすめです。
特徴その2:セキュリティやサポートを重視する
JCB一般カードはセキュリティやサポートが充実したクレジットカードを探している方におすすめです。JCB一般カードは国際ブランドJCBを生み出した、株式会社ジェーシービーが直接提供しているため、安全性や信頼性については定評があります。
不正検知システムや本人認証サービス「J/Secure」などセキュリティシステムを数多く導入しているのが魅力。サポートは海外でも日本語で対応してもらえるため、たとえば海外でうっかりカードを紛失したり、盗難にあったりしても慌てずに済みます。
特徴その3:40歳以上
39歳以下だとJCB カード WやJCB CARD W plus Lの方がポイント還元率に優れているので、40歳以上で申し込めない方にJCB一般カードはおすすめです。JCB一般カードは18歳以上の方であれば、誰でも申し込めます。
また、プロパーカードならではの特徴として、JCB一般カードならゴールドカードへのインビテーションも受けられます。40歳以上で経済的に余裕がありゴールドカードを目指そうとしている場合、JCB一般カードで実績を積み重ねていくのが近道です。

JCB一般カードの使い方・お得な活用術
JCB一般カードの使い方について、公式サイトの情報をはじめ実際に利用したユーザーから「どんな点に注目できるか」をまとめました。ユーザーの声のなかには、公式サイトには記載されていないお得な活用術も紹介されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
※掲載しているユーザーの声は、編集部独自が調査して収集したものです(2021年8月現在)。最新情報については、公式サイトからご確認ください。
公式サイトの声






ユーザーの声



専門家の声

SNSの声

JCB一般カードのお申し込み方法と審査基準
JCB一般カードのお申し込み方法と審査基準についてそれぞれ解説します。JCB一般カードは公式サイトから申し込み可能です。
JCB一般カードを申し込む前に準備しておくもの
JCB一般カードは、事前準備として以下のものが必要です。
- 本人確認書類2点
- 収入証明書類(キャッシングサービス希望の場合)
- 支払い口座の情報がわかるもの
インターネットで申し込みを行う際、名前・生年月日・Eメールアドレス・職業・年収などが入力必須項目になります。カードのデザインは3種類から選ぶことができ、ディズニーデザインのカードも選択可能です(※デザインは変更になる場合があります)。
日本国内で発行された運転免許証または運転経歴証明書、パスポート、在留カード等のコピーのいずれか2点、本人確認書類の提出が必要となる場合があるので事前に用意しておきましょう。
ただし、パスポートは2020年2月4日以降に発行されたものには住所欄が緊急連絡先のみしか記載されていないため、本人確認書類として取り扱いができません。また、介護保険証も本人確認書類として取り扱いできないため、注意しましょう。
キャッシングサービスを希望する場合、源泉徴収、確定申告書、給与明細等の収入証明書類が必要になる場合があります。対象の金融機関に普通口座を持ち、インターネットで支払い口座の設定をする必要があるので、支払い口座の情報がわかるものを用意しましょう。
JCB一般カードのカード発行までの流れ
- 公式サイトから申し込みフォームにアクセス
- フォームに必要事項を入力して送信
- 審査が開始され、合格するとカード発送
- カードを受け取って署名する
JCB一般カードの申し込みは、一般的なクレジットカードと特に変わりありません。まずは公式サイトにアクセスし、申し込みフォームに氏名や住所、年収などの情報を入力します。少しでも早くカードを受け取りたいのであれば、支払い口座の情報をその場で登録しましょう。
支払い口座を入力すると、口座の確認をもって本人確認とするため、本人確認書類を別途提出・提示する必要がなく、そのぶん発行までの時間が短くなります。なお、JCB一般カードは最短5分カード番号発行が可能ですが、次の条件を満たす必要があります。
- 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
- 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)"
- ※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
JCB一般カードの審査基準
- 18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入がある
- 高校生を除く18歳以上の学生(一部申し込めない学校あり)
- JCB一般カード独自の審査基準
JCB一般カードを申し込めるのは、18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入がある方です。無職で配偶者にも安定継続収入がない場合は申し込み自体ができません。高校生は申し込みができませんが、18歳以上の学生は申し込み可能(一部申し込めない学校があります)です。
審査基準はJCB独自のものになりますが、チェックされるのは個人信用情報機関に蓄積されているクレヒス(クレジットヒストリー)というものがあります。クレヒスはクレジットカードやキャッシング、携帯電話の割賦契約などの返済履歴で、過去に延滞などの事故情報が残っていると審査に通らない場合があります。
また、審査のひとつとして本人からの申し込みかを確認するため、勤務先に在籍確認の電話が入る場合もあります。本人に繋がれば申し込みの確認が行われますが、本人以外が電話に出た場合や本人不在の場合は用件にふれることはなく、クレジットカードの申し込みの確認であることが勤務先にわからないようにされています。
JCB一般カードに関するよくある質問
- ポイントの使い道は? 貯まったポイントは、キャッシュバック、マイル・クーポン、JCBギフト券、商品への交換などが可能。「Amazon.co.jp」での支払いにも充当できます。ポイント交換は会員専用のWEBサービス「MyJCB」にアクセスすることで行えます。
- プロパーカードのメリットは? プロパーカードは提携カードと異なり、カード会社自体が発行しているため提携終了によりクレジットカードが更新されなくなるリスクがありません。また、カード会社に直接サポートを受けられるため、サポートが丁寧なのが魅力です。
- JCBの加盟店はどれくらい? JCBの加盟店は国内とアジアに集中しており、全世界で約3,500万店あります。アジアでは韓国や台湾、ハワイやシンガポールなどに強いので、これらの国によく行くならおすすめのブランドです。
- 基本還元率を上げる方法は? メンバーシップサービス「JCB STAR MEMBERS」を利用しましょう。特典利用期間中は、年間50万円(税込)の利用でポイントが20%アップ、100万円(税込)以上の利用でポイントが最大50%アップします。
JCB一般カードの口コミ・評判のまとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、JCB一般カードの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後にJCB一般カードのおさらいをしておきます。
- 3つの不正利用対策で強固なセキュリティ
- Oki Doki ランド経由でポイントが最大20倍
- 国内・海外旅行保険が充実しており、もしものときも安心
JCB一般カードを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。

※この記事は2021年11月10日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込価格で表記しております。