アメリカン・エキスプレス・カードは、アメリカン・エキスプレスが発行するクレジットカードです。旅行の保証やラウンジサービスが豊富という特徴もあり、旅行好きの方にピッタリのクレジットカードです。
では、アメリカン・エキスプレス・カードの基本的な特徴をご紹介します。
アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報
- ポイントを利用できるプログラムが豊富
- 旅行関係の特典が充実している
- 様々なシーンでポイントが付く
月会費 | 1,100円(税込) |
ポイント還元率 | 1.0% |
付帯サービス | 空港ラウンジ/プライオリティパス/海外旅行先での日本語サポート/海外用レンタル携帯電話/カーシェアリングサービス/旅行傷害保険など |
国際ブランド | American Express |
ランク | 一般 |
それでは、アメリカン・エキスプレス・カードの具体的な特徴や、選ばれる理由について確認していきましょう。自分に合ったクレジットカードかどうか判断する参考にしてください。
アメリカン・エキスプレス・カードが選ばれる理由
アメリカン・エキスプレス・カードは、公共料金やインターネット、コンビニでの支払いが可能なのでポイントが貯まりやすいカードです。また、旅行時の手荷物が1個無料(※1)になったり、国内の28空港とハワイにあるイノウエ国際空港のラウンジが使用できるなど、旅行の特典のグレードが高く充実しています。
※1 アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードは2023年2月28日の利用をもって終了
そのほか、カードのセキュリティも万全で、もし不正利用された場合でも損害額を保証してくれるので、アメリカン・エキスプレス・カード1枚で旅行や毎日の暮らしを満喫できます。周りから一目置かれるハイステータスなカードとして認知されているという魅力もあり、利便性と信頼性を兼ね備えたクレジットカードです。
1. 様々な決済に対応していてポイントが貯まりやすい
アメリカン・エキスプレス・カードは、税金の支払いからコンビニでの買い物までさまざまシーンで使用できるのでポイントが貯まりやすいです。税金や公共料金は200円につき1ポイント、スーパーや商業施設での利用は100円につき1ポイント貯まります。
メンバーシップ・リワード・プラスという年会費3,300円(税込)の有料プログラムもあり、加入すると、ポイントの還元率やマイルに変換するときのレートがよくなります。さらに、ボーナスポイントプログラムに登録すると、Yahoo!やJALなどの対象店を利用したときの還元ポイントが高くなり、100円につき1ポイントだったのが3ポイントもらえます。
また、アメリカン・エキスプレス・カードのポイントは、楽天ポイントやTポイント、ホテルのポイントにも交換可能。ポイント移行は3,000ポイント以上から使用でき、メンバーシップ・リワード・プラスに入っている人とそうでない人でレートが異なるので確認しておきましょう。
2. 旅行に関する特典が豊富
アメリカン・エキスプレス・カード利用者は、空港に着いたときから空港から出るまで手厚いサポートを受けられます。空港内で荷物を持ち運んでくれる無料ポーターサービス(※アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードは2023年2月28日の利用をもって終了)や、国内外にある29空港のラウンジを同伴者1名まで無料(※アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードは2023年3月1日の利用から「同伴者はすべて有料」に変更)で使用できます。車で空港まで来る方向けに駐輪場の割引特典もあり、旅行出発前からサポートが充実しています。
成田・羽田・関西国際空港から海外へ行く場合は、空港にて海外で使用できる携帯を割引価格でレンタルできます。また、17ヶ国以上で24時間日本語対応のサポート電話ができるので、旅先で困ったときも安心。
国内旅行では、ニッポンレンタカーやタイムズカーレンタルなど、指定のレンタカー会社を利用すると、基本料金が5%安くなります。海外旅行傷害保険も付帯されており、万が一の事故に対して最高5,000万円まで保証されるので、カード1枚でもしものときに備えられます。
出張が多い方、旅行が好きな夫婦やカップルなど、飛行機を利用する機械の多い方におすすめのクレジットカードです。
3.カード使用時のトラブル対応が手厚い
購入した未使用品を返品したいけれどお店が返品対応してくれない場合、アメリカン・エキスプレス・カードで購入した商品で価格が3万円以下であれば、アメリカン・エキスプレスに送付することで会員口座に返金してくれるサポートがあります。
また、カードを不正利用された場合も対応してくれるので、安心してカードを使って買い物ができます。購入後のサポートも手厚く、アメリカン・エキスプレス・カードで購入した商品が壊れたり、盗まれた場合は年間500万円まで保証してくれます。
アメリカン・エキスプレス・カードを使って海外で購入した商品も保証の対象になります。中には観光者をターゲットとした窃盗が起こる国もあるので、旅先で買った商品の保証があることで安心して観光できます。
注意点として、上記のトラブルが起きて90日以内が保証対象期間で、破損・盗難の保証に関しては、カード利用者の自己負担額(免責金額)が1万円必要になります。
アメリカン・エキスプレス・カードのキャンペーン情報
アメリカン・エキスプレス・カードでは現在入会後3ヶ月以内のカード利用で最大15,000ポイントがもらえるキャンペーンを開催しています。気になる方は公式サイトをチェックしてみましょう。
アメリカン・エキスプレス・カードをおすすめできる方|他券種と比較
アメリカン・エキスプレス・カードを申し込むべきか悩んでいる方に向けて、 通常還元率が1%のほかのアメックスカードである「ペルソナSTACIA アメックス」「Marriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・カード」と比較しました。
還元率が1%である3種類のカードの中ではアメリカン・エキスプレス・カードが一番年会費がリーズナブルです。ちなみに家族カードの年会費はペルソナSTACIA アメックスが7,700円(税込)、Marriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・カードは1枚目無料、2枚目以降11,550円(税込)、アメリカン・エキスプレス・カードは月会費550円(税込)となっています。
それぞれのカードの特徴がよりわかるのは、特典やポイントアップ時でしょう。アメリカン・エキスプレス・カードは旅行や出張全般に対しての特典が幅広く揃っていますが、Marriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・カードはマリオット系列のホテルに対する優待などが特に充実しています。また、ペルソナSTACIA アメックスは阪急・阪神グループの利用に対する還元率が大幅にアップするので、関西圏在住の方は使いやすいでしょう。
特典を比較
アメリカン・エキスプレス・カードの特典は、通常の空港ラウンジだけでなくVIPラウンジの利用も無料になったり、海外用の携帯電話のレンタル料金が半額になったりなど、普段のトラベル時にうれしいサービスが充実しています。
対してMarriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・カードは、Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格が自動で付与され、マリオット系列のホテルでの還元率アップや部屋のアップグレード、無料宿泊特典の進呈などを受けることが可能です。特別な旅行の時に、よりプライオリティを感じられるような特典となっています。
ペルソナSTACIA アメックスは、阪急百貨店や阪神百貨店利用時に還元率が10%にアップし、阪急・阪神グループの店舗などでポイントを使用できます。そのほか、買い物時の手荷物お預けサービスや電話で注文が可能なサービスなど、ショッピングに特化した特典が充実しているカードです。
アメリカン・エキスプレス・カードをおすすめできるユーザーの特徴
もし、アメリカン・エキスプレス・カードにすべきか、ペルソナSTACIA アメックスやMarriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・カードにすべきか悩んでいるのなら、下記のチャート図を参考にしてみて下さい。自分にぴったりの1枚を見つけましょう。
特徴その1:空港でゆとりある時間を過ごしたい
アメリカン・エキスプレス・カードは無料で利用できる空港ラウンジの数が豊富です。いつもの出張や旅行でも空き時間をゆったりと過ごしたい方、フライトの待ち時間にも快適な空間で仕事をしたい方などにおすすめです。
無料で利用できる空港ラウンジの例をあげると、新千歳空港や函館空港、羽田空港、成田国際空港、伊丹空港や北九州空港など国内外29空港にのぼります。それぞれソフトドリンクのサービスを受けられるため、空港でほっと一息つきたいときにも重宝します。
また、国内外1,300ヶ所以上の空港VIPラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」の年会費が無料になり、ドリンクや軽食のサービス、マッサージルームや仮眠室なども一部利用可能です。空港での空き時間がもったいないと感じている方におすすめのカードです。
特徴その2:これから海外出張が増える
アメリカン・エキスプレス・カードには渡航先のちょっとした心配や困りごとなどを解消してくれるサービスが揃っています。これから仕事で海外出張が増えそうで不安を感じている方のお悩みを解消してくれます。
海外でもレストランの予約やトラブル時のサポートなどを電話で受けられる「グローバル・ホットライン」、海外で使用できる携帯電話のレンタル料金が半額の1日127円にダウンするサービスなどはビジネスシーンでも役に立つでしょう。海外旅行傷害保険も最高5,000万円の補償が受けられるので安心要素が多く揃っています。
特徴その3:買い物のトラブルへの不安をなくしたい
「オンラインショッピングが好きだけれど、実物を見て購入できないことが原因で買い物に失敗してしまった」など苦い経験をしたことがある方にもアメリカン・エキスプレス・カードはおすすめです。購入店が返品を受け付けてくれなかった際にも、購入から90日以内であれば購入金額を払い戻してくれるサービスがあります。
そのほか、破損や盗難などの被害にあった場合は、購入から90日以内に限り、1年間で最高500万円まで補償してくれます。海外旅行時に現地でたくさん買い物をするのが好きな方にも向いているカードです。

アメリカン・エキスプレス・カードの使い方・お得な活用術
アメリカン・エキスプレス・カードの使い方について、公式サイトの情報をはじめ実際に利用したユーザーから「どんな点に注目できるか」をまとめました。ユーザーの声のなかには、公式サイトには記載されていないお得な活用術も紹介されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
※掲載しているユーザーの声は、編集部独自が調査して収集したものです(2021年10月現在)。最新情報については、公式サイトからご確認ください。
公式サイトの声



ユーザーの声



専門家の声

SNSの声

アメリカン・エキスプレス・カードのお申し込み方法と審査基準
アメリカン・エキスプレス・カードのお申し込み方法
アメリカン・エキスプレス・カードは、インターネットお申し込みが可能です。入会申請時は、お持ちのスマホやパソコンから公式サイトにアクセスしてみましょう。なおアメリカン・エキスプレス・カードは、事前準備として以下のものが必要です。
- 身分証明書
- 電話番号
- 住所
- メールアドレス
- 勤務先情報
- 年収
- 借入額・預金額の把握
電話番号は携帯の番号だけでも可能ですが、自宅に固定電話がある場合は両方の電話番号を入力するとよいでしょう。PCメールアドレスの部分はgmailやYahooメールなどの、パソコンでも開けるメールアドレスを記入します。
アメリカン・エキスプレスから勤務先に勤めている確認をするための電話が入るので、派遣社員の方は派遣元を勤務先情報として記入しましょう。年収は前年度の年収を入力します。場合によっては収入証明書の提出を求められることもあるので、的確な年収を事前に確認しておきましょう。
クレジットカード会社は申請者情報の真偽を厳しくチェックしているので、借入額や預金額も的確な情報を入力することをおすすめします。身分証明書はインターネットお申し込み時は必要ありませんが、カードの審査が通って受け取るときに必要になります。本人以外の方はカード受け取りができない点に注意しましょう。
身分証明書として使用できるのは、運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・健康保険証などがあります。
アメリカン・エキスプレス・カードの審査基準
- 3年以上の勤続年数
- 20歳以上でアルバイトやパートではない方
- 過去に金融事故を起していない方
クレジットカード会社は申込者の支払い能力を見ます。年収や勤続年数に関して明確な基準はありませんが、クレジットカードの中でも年会費が高いアメリカン・エキスプレス・カードを申請するには、それなりに信用できる状態であることが望ましいです。
アルバイトやパートが申請不可という理由から、あまりにも年収が低いと審査に通らない可能性が高いということと、長期的に安定した収入が見込める判断材料として3年以上の勤続年数を基準にするとよいでしょう。
専業主婦に関しては、配偶者が働いていて収入があれば申請できます。また、固定電話を引いている方は、1つの場所に安定して住み続けている方だと認識され、審査に通る確率が上がると言われています。固定電話に限らず、申請記入欄はできるだけ埋めておくことをおすすめします。
過去にクレジットカードの未払いや債務整理・自己破産の経験がある方は、アメリカン・エキスプレス・カードに限らずクレジットカード審査に通らないので注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、アメリカン・エキスプレス・カードの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。
では、最後にアメリカン・エキスプレス・カードのおさらいをしておきます。
- ポイントを利用できるプログラムが豊富
- 旅行関係の特典が充実している
- 様々なシーンでポイントが付く
もしアメリカン・エキスプレス・カードを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。

※この記事は2023年3月13日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込価格で表記しております。
※当メディアではこちらのガイドラインを参考に記事を制作しております。