エディオンカードは、株式会社エディオンが発行するクレジットカードです。エディオンで購入した対象商品に長期修理保証や高還元率のポイントが付くのが特徴で、幅広い対象商品があります。
では、エディオンカードの基本的な特徴をご紹介します。
エディオンカードの基本情報
- エディオンで購入した対象商品に長期修理保証サービスがつく
- 合計30万円以上の家電品購入時に超低金利分割払いが利用できる
- 電子マネーチャージで還元率がアップ
年会費 | 1,078円(税込) 一定期間、エディオンでの15万円以上(税別)の購入で年会費無料 |
ポイント還元率 | 1.0% エディオン利用時、該当商品購入で最大5.0% |
付帯サービス | 長期修理保証/特別低金利分割払い/ポイント/ETCカード/家族カード/有料延長保証/クオルネット月額利用料割引/エディオンネット月額利用料割引 |
国際ブランド | オリコ発行の場合はJCB/MasterCard セディナ発行の場合はJCB/VISA |
ランク | 一般 |
エディオンカードはこんな方におすすめ!
エディオンカードは、以下のような方におすすめします。
-
エディオンで頻繁に買い物をする方
-
家電品を購入する予定がある方
-
電子マネーを利用する方
エディオンカードの大きな特徴は、エディオンおよび、系列店舗での購入時にお得な特典が多数あること。もっともインパクトがあるのは、購入した対象商品に5・10年間の長期修理保証がつけられる特典です。一連の修理費用も保証対象に入っているため、今後、大型家電品を購入する予定がある方にはメリットが多いといえるでしょう。
エディオン系列店での買い物時に高還元率でポイントを貯められるメリットも。近隣にエディオン系列店があり、頻繁に利用される方にもおすすめです。その際、支払い方法に関係なくカードを提示するだけでポイントがつくのも魅力的です。
さらに節約効果の高い使い方として、電子マネー「楽天Edy」にエディオンカードでチャージすることで100円につき1ポイント付与、さらに「楽天Edy」の使用でもポイントが加算されます。

エディオンカードのメリット・デメリット
それでは、エディオンカードの詳しい特徴を確認していきましょう。必ず入会申請する前に、メリットだけではなくデメリットも把握し、自分に必要なクレジットカードかどうか慎重に判断するようにしてください。
エディオンカードのメリット3つ
まず、エディオンカードのメリットを3つご紹介します。
1. 対象商品購入時に長期修理保証が利用できる
エディオン系列店で5,500円(税込)以上の対象商品を購入すると、5年もしくは10年の長期修理保証がつきます。修理工賃、修理部品代、出張費まで長期修理保証内に含まれていて、かなり手厚い待遇といえるでしょう。
テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫などの一般的な家電品はもちろん、パソコンなどの電子機器関連、オーディオ家電、美容家電、健康器具、インテリア家具など多種多様な100品目以上の商品が対象となっています。家電の修理費用は高額になるケースが多く、家電を長く愛用したい方にとって安心度の高いサービスといえます。
この長期保証は必ずしもエディオンカードで支払う必要はなく、その他の支払い方法でも、エディオンカードを提示すれば適用できます。ただし、注意点としてエディオンカードを退会すると、加入していた保証が無効になってしまうことがあるので頭に入れておきましょう。あくまでもエディオンカードを所持している期間のみの保証であり、長期保証の維持に年会費が見合っているか検討する必要があります。
2. 低金利分割払いが利用できる
高額な商品を購入する場合、クレジットカードの分割払い機能を利用する方も多いはず。しかし、2回目までは手数料無料でも、それ以降の回数払いやリボ払いは手数料がかかるのが一般的で、あまり積極的に利用したい方はいないでしょう。その点、エディオンカードは、一定の条件下で特別低金利の分割払いが利用できます。
パソコン・ハイビジョンテレビ、または合計30万円以上の家電品の購入時は、オリコ・セディナいずれかの発行元の規定に応じて、12〜100回までの分割払いを特別低金利で利用可能。たとえば12回払いで9.1%、24回で9.4%、36回で9.4%の手数料率が適用されます。
この利率はかなり低く設定されており、36回払いで50万円の商品を購入した場合、一般的な手数料率11.8%と比較して、約17,000円も手数料が安くなります。新生活などで大量に家電を購入したり、高額商品を購入したりする際は賢く使えば、大きな節約につながります。ボーナス併用の分割払いもOKで、状況に応じて返済方法は柔軟に調整できます。
3.電子マネーとの併用でポイント還元率アップ
エディオンカードを利用できる電子マネーは「楽天Edy」「QUICPayモバイル」「モバイルSuica」です。これらとエディオンカードを紐付けると、チャージするごとにエディオンポイントを貯められます。
特に「楽天Edy」との併用がもっともお得となり、チャージでポイント1%、エディオンカード提示で1〜5%、楽天Edyでの支払いで0.5%と、最大で6.5%もの還元を得ることが可能です。
試算してみると、「楽天Edy」に3万円分チャージした場合、750円〜1,950円分のポイントを獲得できることになります。電子マネーを普段から利用する方は、この方法で買い物をすると最大限に恩恵を受けられるでしょう。
エディオンカードのデメリット2つ
つぎに、エディオンカードのデメリットを2つご紹介します。
1.エディオン系列店でなければメリットが得られない
長期修理保証や低金利分割払いなどエディオン系列店利用時の待遇が手厚いエディオンカードですが、エディオンを普段あまり利用しない方にとってはメリットが少ないのが正直なところです。
エディオンで年間15万円以上(税別)の利用がなければ、所持しているだけで年会費1,078円が発生します。せっかく長期保証がついていてもエディオンカードを解約すると、その時点で保証期間が終了してしまいます。これらを踏まえ、長期保証と低金利分割払いなどのメリットと照らし合わせて、よく検討することが大切です。
また、エディオンカードは付帯保険サービスがありません。不正利用や盗難を補償するショッピング保険や、国内・海外旅行時の傷害保険を求める方は、他社のクレジットカードを併用するなどの対応が必要です。
2.同業他社に比べてポイント還元率が低い
実はエディオンカードは他の家電量販店に比べて、ポイント還元率が低いという弱点があります。たとえば、競合他社のヨドバシカメラは提携のクレジットカード使用で11%、ヤマダ電機は10.5%、ビックカメラは10%とエディオンカードの5%と比べると還元率に約2倍の差がついています。
上述した電子マネーとの併用でもエディオンカードは最大6.5%、ヨドバシカメラは13%、ヤマダ電機は11%、ビックカメラは11.7%という最大還元率で、エディオンカードが最下位。そのうえ、エディオンカードは年間15万円以上(税別)の利用がなければ年会費が無料にならないのに対し、ヨドバシカメラは条件なしで年会費無料、ヤマダ電機とビックカメラは年に1回の利用で無料になるため、この点でもエディオンカードの条件はかなり厳しいものとなっています。
エディオンカードの口コミ・評判
これから、エディオンカードのリアルな口コミ・評判をご紹介します。実際にユーザーが感じたメリット・デメリットに加えて、選んだ理由やお得な使い方まで具体的なレビューを載せているので、きっと参考になるはずです。
なお、各口コミは総合評価が高い順に掲載しています。
- 本記事のクレジットカードの口コミは、applica編集部独自にクラウドソーシングサービスを利用して収集したものです。そのなかから、事実確認がとれた信頼性の高い口コミのみを掲載しています。
- 調査期間:2021年2月
- 調査対象:対象クレジットカードを利用している、過去に利用実績がある方
評価の内訳①(レーダーチャート)
評価の内訳②(棒グラフ)
口コミ詳細
![]() 男性/30代/会社員/年収300〜500万円/香川県
年会費:4/還元率(ポイント):5/還元率(マイル):3/付帯サービス:3/利便性:5/サービス対応:5
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:3枚/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル/月間利用金額:1〜5万円未満
|
![]() 女性/50代/会社員/年収100〜300万円/香川県
年会費:3/還元率(ポイント):3/還元率(マイル):3/付帯サービス:5/利便性:4/サービス対応:4
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:3枚/利用シーン:公共料金・携帯電話料金家電旅行・宿泊・ホテル/月間利用金額:1〜5万円未満
|
![]() 女性/50代/パート・アルバイト/年収100〜300万円/広島県
年会費:2/還元率(ポイント):4/還元率(マイル):4/付帯サービス:4/利便性:4/サービス対応:4
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:3枚/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金家電/月間利用金額:5〜10万円未満
|
![]() 女性/20代/専業主婦(夫)/年収100万円以下/京都府
年会費:5/還元率(ポイント):5/還元率(マイル):1/付帯サービス:3/利便性:3/サービス対応:4
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:2枚/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店百貨店習い事・趣味/月間利用金額:1万円未満
|
![]() 男性/30代/会社員/年収300~500万円/沖縄県
年会費:3/還元率(ポイント):4/還元率(マイル):3/付帯サービス:4/利便性:3/サービス対応:3
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:3枚/利用シーン:オンラインショッピング/月間利用金額:1万円未満
|
![]() 女性/50代/その他/年収300〜500万円/広島県
年会費:2/還元率(ポイント):3/還元率(マイル):3/付帯サービス:3/利便性:4/サービス対応:4
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:5枚以上/利用シーン:オンラインショッピング衣服・靴・化粧品家電ガソリンスタンド百貨店/月間利用金額:1〜5万円未満
|
![]() 女性/30代/会社員/年収100〜300万円/東京都
年会費:3/還元率(ポイント):3/還元率(マイル):3/付帯サービス:3/利便性:3/サービス対応:3
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:2枚/利用シーン:オンラインショッピング飲食店百貨店/月間利用金額:1万円未満
|
![]() 女性/30代/会社員/年収300〜500万円/愛知県
年会費:3/還元率(ポイント):3/還元率(マイル):3/付帯サービス:3/利便性:1/サービス対応:3
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:3枚/利用シーン:オンラインショッピング衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店ガソリンスタンド百貨店習い事・趣味/月間利用金額:1万円未満
|
![]() 女性/20代/会社員/年収100~300万円/愛知県
年会費:2/還元率(ポイント):2/還元率(マイル):3/付帯サービス:4/利便性:2/サービス対応:3
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:4枚/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店/月間利用金額:1万円未満
|
![]() 女性/20代/会社員/年収300~500万円/三重県
年会費:3/還元率(ポイント):2/還元率(マイル):2/付帯サービス:2/利便性:2/サービス対応:4
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:3枚/利用シーン:家電/月間利用金額:1万円未満
|

エディオンカードのお申し込み方法と審査基準
エディオンカードのお申し込み方法
エディオンカードは、インターネットお申し込みが可能です。入会申請時は、お持ちのスマホやパソコンから公式サイトURLにアクセスしてみましょう。なおエディオンカードは、事前準備として以下のものが必要です。
- 本人確認できる公的書類
エディオンカードは店頭とWEBでの申し込みの2通りの方法があります。
WEB申請の場合、あらかじめエディオン会員登録が必要です。エディオンの公式HPから新規エディオンカード会員の項目をクリックして、登録を行いましょう。登録したIDとパスワードでエディオンカードショップにログインして申請フォームにアクセスし、会員規約の確認、個人情報の入力後、本人確認に移ります。
本人確認は運転免許証、健康保険証、パスポート、写真付住民基本台帳カード、在留カードといった公的機関の書類が必要です。申請が完了すると、約1週間で審査結果が出ます。2〜3週間後にクレジットカードが届く見込みです。
店頭申請の場合は申込書に個人情報など同様の項目を記入し、申請を行います。その場で商品購入をしたい場合は仮登録扱いとなり、長期保証やポイントの適用ができます。
エディオンカードの審査基準
- オリコは18歳以上、セディナは20歳以上であること
エディオンカードはオリコなら18歳以上、セディナなら20歳以上とクレジット会社によって基準の年齢が異なります。高校生を除いた学生、主婦、フリーターでも申請が可能であり、審査基準はそれほど厳しくないでしょう。
エディオンカードは、入力内容を基に点数を付けて審査するスコアリング審査を行っているようです。「収入」「職業」「勤続年数」「過去の返済履歴」「現在の借入状況」などのあらゆる指標から総合的に判断される見込みです。
中でも特に重視されるポイントが、過去に支払い遅延をしていないか、現在返済能力があるかという2点だとされています。総合得点で評価されるため、一度遅延しているからといって必ず審査に通らないわけではありませんが、クレヒス(利用履歴)に傷がないに越したことはありません。
最低条件として入力内容に虚偽・偽りがないことは必須です。申込時はミスをしていないか十分に確認してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、エディオンカードの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後にエディオンカードのおさらいをしておきます。
- エディオンで購入した対象商品に長期修理保証サービスが付く
- 30万円以上の家電品購入は超低金利分割払いを利用できる
- 電子マネーチャージでポイントがダブルで貯まる
もしエディオンカードを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。

※この記事は2023年2月8日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込価格で表記しております。