ANAカードは、全日本空輸グループが発行するクレジットカードです。日常的なお買い物などの決済に利用することでANAマイルを貯められ、飛行機に搭乗するたびボーナスポイントももらえるクレジットカードです。
では、ANAカードの基本的な特徴をご紹介します。
ANAカードの基本情報
- ANAマイルが効率よく貯まる
- 搭乗するたびにフライトマイルが加算される
- 国内外の旅行で使える優待が豊富
年会費 | 初年度:無料/2年目以降:2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5〜3.0% |
付帯サービス | 旅行損害保険/ショッピング保険/ETCカード/家族カード/Apple Pay/Google Pay |
国際ブランド | VISA/JCB/Master Card/American Express |
ランク | 一般/ゴールド/プレミアム |
ANAカードはこんな方におすすめ!
ANAカードは、以下のような方におすすめします。
- ANAのマイルをお得に貯めたい方
- ANAの飛行機・サービスを頻繁に利用する方
- 国内・海外にともによく旅行をする方
ANAカードは普段の決済以外にも、搭乗するたびポイントが付与されるため、効率よくマイルを貯めたい方におすすめのカードです。旅行関連の優待が充実しているので、国内外へよく旅行する方にも向いています。出張など仕事でANAを利用する方はもちろん、連休などで海外旅行へ行く機会が多い方にも嬉しいサポートが揃っています。
出発前の時間を空港のラウンジで優雅に過ごせるサービスや空港内の免税店での割引、旅行先でのもしものトラブルに備えた保証など手厚いサポートが豊富に用意されています。使うほどマイルが貯まっていくので旅行好きの方は持っていて損はないクレジットカードです。

ANAカードのメリット・デメリット
それでは、ANAカードの詳しい特徴を確認していきましょう。必ず入会申請する前に、メリットだけではなくデメリットも把握し、自分に必要なクレジットカードかどうか慎重に判断するようにしてください。
ANAカードのメリット3つ
まず、ANAカードのメリットを3つご紹介します。
1. ANAのサービスに特化した会員特典が豊富
ANAグループが展開するサービスの利用で適用される会員特典が数多く用意されています。国内空港の指定店舗・空港内の免税店で5〜10%割引されたり、国内航空・海外旅行の保険を利用すれば、最高1,000万円の補償が受けられたりと、会員特典が充実しています。
空港内での買い物時に安くなるのはもちろん、ANA国内線・国際線、エアージャパン便での機内販売でも10%の割引が適用されます。機内販売は「ANAカードマイルプラス」の対象のため、100円につき1マイル(プレミアムカード:100円につき2マイル)が貯まります。
旅行保険の充実以外にも、年間100万円まで補償してくれるショッピング保険も利用できるので、旅行好きの方だけでなくショッピングでクレジットカードを利用する機会が多い方にもおすすめ。出張や旅行でよくANAを使う方や、旅行時に免税店でショッピングをする方にも嬉しい特典が豊富なクレジットカードです。
2. 入会と継続でボーナスマイルがもらえる
2つめのメリットは、入会と利用を継続するだけで各1,000〜10,000のボーナスマイルがもらえるという点です。それぞれカードのランクによって、もらえるボーナスポイントは次のように異なります。
カードのランク | ボーナスマイル |
一般カード | 1,000マイル |
ワイドカード | 2,000マイル |
ゴールドカード | 2,000マイル |
プレミアムカード | 10,000マイル |
ANAカードは、入会するだけでこのボーナスポイントがもらえます。JALカードも同様の優待特典がありますが、JALカードの場合ボーナスポイントが支給されるのは「入会後初めての搭乗時」のため、直近で飛行機に乗る予定がない方にとってはANAカードがおすすめです。
継続時にも、ANAカードは更新時にボーナスマイルが付与されます。搭乗してもしなくてもボーナスマイルがもらえるのでANAのマイルを貯めている方にとっては、かなり大きいメリットとなるでしょう。
3.搭乗するたびボーナスマイルが加算される
ANAカードは、搭乗するたびにボーナスマイルが10〜50%加算されます。ANAグループの便に搭乗した際、通常のフライトマイルに加えて、ボーナスポイントも付与されます。一般カードで羽田ー関西間の飛行機に搭乗した場合、通常のフライトマイル280マイルと、ボーナスマイル10%の28マイルが加算され、合計308マイルがもらえます。
各ランクによってもらえるボーナスマイル以下の表の通りです。
カードのランク | ボーナスマイルの詳細 |
一般カード | フライトマイル+10% |
ワイドカード | フライトマイル+25% |
ゴールドカード | フライトマイル+25% |
プレミアムカード | フライトマイル+50% |
このようにフライトマイルの付与率はランクによって差があるので、よくANAの飛行機を利用する方でマイルを最優先に考えている方は、ゴールドやプレミアムランクのカードを検討しましょう。
ANAカードのデメリット2つ
つぎに、ANAカードのデメリットを2つご紹介します。
1.2年目以降は年会費が発生する
ANAカードは、初年度の年会費は無料ですが2年目以降は有料です。2年目以降の年会費は2,200円と決して高額ではありませんが、継続して使う限り毎年発生します。
クレジットカードの年会費は払いたくないと考えている方にとっては、2年目以降年会費有料である点はデメリットといえます。他社カードには永年年会費無料のカードがあるので気になる方はそちらを検討しましょう。ですが、ANAのサービス利用時にもらえるポイント加算や、飛行機の利用で通常のマイルの他にボーナスマイルがもらえるなど、ANAを利用する機会が多い方ほど受けられる恩恵は大きいです。
ANAの利用頻度などを踏まえたうえで申し込みを検討しましょう。
2.「10マイルコース」は有料
ショッピングで貯めたポイントをマイルに移行できるのも、ANAカードの強みですが、移行するためには1ポイント=5マイルのコースと1ポイント=10マイルのコースの2種類から選ぶ必要があります。
5マイルコースの場合は低還元率ではありますが、移行時に手数料は発生せず無料で移行できます。しかし、もう1つの10マイルコースの場合、手数料として6,600円(税込)がかかります。また、この手数料は10マイルコースを利用する限り、毎年払わなければならないものなので、年会費同様に費用を節約したい方にとってはデメリットといえるでしょう。
とはいえ還元率は倍になるのでまずは5マイルコースを選択し、マイルに移行するときに10マイルコースに変更するという手もあります。
ANAカードの口コミ・評判
これから、ANAカードのリアルな口コミ・評判をご紹介します。実際にユーザーが感じたメリット・デメリットに加えて、選んだ理由やお得な使い方まで具体的なレビューを載せているので、きっと参考になるはずです。
なお、各口コミは総合評価が高い順に掲載しています。
- 本記事のクレジットカードの口コミは、applica編集部独自にクラウドソーシングサービスを利用して収集したものです。そのなかから、事実確認がとれた信頼性の高い口コミのみを掲載しています。
- 調査期間:2021年2月
- 調査対象:対象クレジットカードを利用している、過去に利用実績がある方
- 調査回答数:800 ※クレジットカード関連の口コミ合計数
評価の内訳①(レーダーチャート)
評価の内訳②(棒グラフ)
口コミ詳細
![]() 女性/30代/専業主婦(夫)/年収100万円以下/大阪府
年会費:3/還元率(ポイント):5/還元率(マイル):5/付帯サービス:5/利便性:5/サービス対応:5
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:4枚/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店ガソリンスタンド百貨店習い事・趣味/月間利用金額:10~15万円未満
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![]() 女性/30代/会社員/年収300~500万円/東京都
年会費:4/還元率(ポイント):4/還元率(マイル):4/付帯サービス:4/利便性:5/サービス対応:5
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:5枚以上/利用シーン:オンラインショッピング旅行・宿泊・ホテル百貨店/月間利用金額:1~5万円未満
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![]() 男性/40代/会社員/年収1,000~2,000万円/神奈川県
年会費:3/還元率(ポイント):4/還元率(マイル):4/付帯サービス:4/利便性:4/サービス対応:4
お申し込み方法:郵送お申し込み/クレジットカード所有枚数:5枚以上/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店ガソリンスタンド百貨店習い事・趣味/月間利用金額:5~10万円未満
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![]() 女性/30代/会社員/年収300~500万円/東京都
年会費:4/還元率(ポイント):4/還元率(マイル):4/付帯サービス:3/利便性:3/サービス対応:3
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:3枚/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店百貨店習い事・趣味/月間利用金額:20万円以上
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![]() 女性/50代/専業主婦(夫)/年収100万円以下/愛媛県
年会費:2/還元率(ポイント):4/還元率(マイル):4/付帯サービス:4/利便性:4/サービス対応:3
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:5枚以上/利用シーン:オンラインショッピング食料品・スーパー・コンビニ百貨店/月間利用金額:1万円未満
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![]() 男性/40代/会社員/年収300~500万円/北海道
年会費:2/還元率(ポイント):3/還元率(マイル):4/付帯サービス:3/利便性:3/サービス対応:3
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:1枚/利用シーン:公共料金・携帯電話料金食料品・スーパー・コンビニ/月間利用金額:5~10万円未満
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![]() 女性/30代/会社員/年収100~300万円/東京都
年会費:2/還元率(ポイント):4/還元率(マイル):4/付帯サービス:3/利便性:2/サービス対応:3
お申し込み方法:店頭お申し込み/クレジットカード所有枚数:2枚/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店百貨店/月間利用金額:10~15万円未満
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![]() 女性/20代/学生/年収100~300万円/神奈川県
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:1枚/利用シーン:オンラインショッピング/月間利用金額:1万円未満
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![]() 男性/30代/会社員/年収300~500万円/福岡
年会費:3/還元率(ポイント):2/還元率(マイル):3/付帯サービス:2/利便性:3/サービス対応:3
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:5枚以上/利用シーン:オンラインショッピング公共料金・携帯電話料金衣服・靴・化粧品家電旅行・宿泊・ホテル食料品・スーパー・コンビニ飲食店ガソリンスタンド百貨店/月間利用金額:1万円未満
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![]() 男性/20代/会社員/年収100~300万円/千葉県
年会費:2/還元率(ポイント):3/還元率(マイル):3/付帯サービス:2/利便性:3/サービス対応:3
お申し込み方法:インターネットお申し込み/クレジットカード所有枚数:3枚/利用シーン:オンラインショッピング食料品・スーパー・コンビニ/月間利用金額:1~5万円未満
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ANAカードのお申し込み方法と審査基準
ANAカードのお申し込み方法
ANAカードは、インターネットお申し込みが可能です。入会申請時は、お持ちのスマホやパソコンから公式サイトにアクセスしてみましょう。なおANAカードは、事前準備として以下のものが必要です。
- 運転免許証
- パスポート
- 各種健康保険証
- 外国人登録証明書
- 住民票の写し
ANAカードの申込時には、上記5つの書類のいずれかのコピーを同封する必要があります。運転免許証は住所変更がある場合、表面と裏面の両面をコピーし、パスポートも写真が写ったページと住所記載ページのコピーを提出します。
各種健康保険証に関しては、申し込む本人の氏名・生年月日・住所が書かれたページのコピーが必要です。外国人登録証明書は海外からの留学生が提出する書類です。住民票の写しは発行日より6ヶ月以内のもので、原本もしくはコピーのどちらかを同封して送付します。
万が一これらの本人確認書類と申し込み住所が異なる場合は、申し込み住所がわかる書類のコピーもあわせて同封しなければなりません。対象となる補完書類は次の通りです。補完書類はいずれも発行日から6ヶ月以内のものを同封しましょう。
- 国税もしくは地方税の領収書または納税証明書
- 社会保険料の領収書
- 公共料金の領収書(電話会社、電力会社、水道局、ガス会社、NHK発行のもの)
ANAカードの審査基準
- 学生を除く18歳以上
- 安定した収入があること
- ANAカード独自の審査基準(非公開)
ANAカードは学生を除く18歳以上の方が申し込めるクレジットカードで、安定した収入がなければ審査通過は難しいとされています。学生の場合は申し込み自体が不可となっていますが、ANAカードにはいくつも種類があり、学生専用のカードも発行されているため、学生でANAカードを発行したい方は、そちらを検討しましょう。
ANAカードは国際ブランドが複数あり、さらにさまざまな種類のカードがあります。各発行会社によって審査基準や発行期間もそれぞれ異なります。
審査に落ちてしまう方の傾向としては過去に金融事故を起こしていたり、多重申し込み・多重債務になっていることなどが挙げられます。しかしそういった金融関連の履歴がなく一般的な収入・属性であれば問題なく通過できるのでそこまで厳しい審査基準ではありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、ANAカードの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後にANAカードのおさらいをしておきます。
- ANAマイルが効率よく貯まる
- 搭乗するたびにフライトマイルが加算される
- 国内外の旅行で使える優待が豊富
もしANAカードを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。

※この記事は2023年3月13日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込価格で表記しております。
※当メディアではこちらのガイドラインを参考に記事を制作しております。