「三井住友カード プラチナプリファード」は、三井住友カード株式会社が発行するポイント還元特化型のプラチナランククレジットカードです。特約店での利用は最大でポイント10%還元、利用金額100万円ごとに1万円のキャッシュバックなどポイント周りの特典が充実しています。他社のプラチナカードと比較しても、滅多にないほど高水準の還元を受けられるのが特徴です。
では、実際に三井住友カード プラチナプリファードの概要や、おすすめポイントについて見てみましょう。三井住友カード プラチナプリファードの特徴や、選ばれる理由は次の通りです。
三井住友カード プラチナプリファードの基本情報
- 特約店の利用で最大10%のポイント還元
- 海外利用分はポイントが常時+2%
- 全国の主要空港ラウンジが無料で利用可能
年会費 | 33,000円(税込) |
ポイント還元率 | 基本1.0% |
付帯サービス | 海外・国内旅行傷害保険(最高5,000万円・利用付帯)/ショッピング補償(年間500万円まで)/空港ラウンジサービス(全国主要空港) |
国際ブランド | Visa |
ランク | プラチナ |
それでは、実際に三井住友カード プラチナプリファードをおすすめする理由について解説していきます。自分に合ったクレジットカードかどうか、申し込む前の参考にしてください。
三井住友カード プラチナプリファードが選ばれる理由
三井住友カード プラチナプリファードが選ばれるのは、ポイント還元率の高さとバランスの良い付帯サービスが決め手です。
1. 特約店ならポイント還元率が最大10%
三井住友カード プラチナプリファードは基本還元率が1.0%あり、特約店(プリファードストア)の利用でポイントがさらに1~9%アップするのが特徴です。
特約店はスーパーやコンビニ・カフェなどから、タクシー・百貨店などまで幅広く、日常的に利用できるサービスも多数。1%アップの店舗が中心ですが、利用頻度の高いコンビニ3社とマクドナルドは還元率が他の特約店より高く設定されているため、実質3%還元のクレジットカードとして利用できます。
また、宿泊予約サイトでの還元率は特に高く、一休.comでは6%、ExpediaやHotels.comでは9%もの還元が設定されているのも魅力。宿泊利用は万単位の金額になるのが当たり前なので、ポイント還元額も比例して多くなります。
さらに、前年の利用額100万円ごとに10,000ポイントの継続ボーナスが最大40,000ポイントまで付与されるため、実質+1%の還元率で利用可能。海外での利用分については常時+2%されます。
2. 貯まったポイントの使い道が豊富
三井住友カード プラチナプリファードの利用で獲得できるVポイントは、使い道が豊富なのが魅力。景品やギフトカードとの交換をはじめ、マイルや他社ポイントへの移行も可能です。ポイントの有効期限は4年間あるため、じっくり貯めて好きな商品やマイルに交換していけます。
交換が面倒な方は、「Vポイント」アプリを利用すれば買い物の代金支払いにそのままVポイントを充当できるのも特徴。電子マネーのiDと、Visaのタッチ決済にも対応しているため、アプリとの併用でクレジットカードを取り出すことなくすばやく決済できます。ポイントを貯めやすいだけでなく、使い道も多彩で困らないクレジットカードです。
3.旅行保険や空港ラウンジ無料サービスが付帯
プラチナランクのクレジットカードとして、ポイント還元だけでなく付帯サービスもバランスよくついています。国内・海外向けの旅行傷害保険がどちらも最高5,000万円まで利用付帯されるため、旅行時の備えとして十分に役立ちます。空港ラウンジは国内の主要空港なら無料です。
他のプラチナカードと比べると付帯サービスは控えめではありますが、三井住友カードそのものの特典が充実しているためほかにもさまざまな優待を受けられます。たとえば、一流ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux」の優待割引や、レストランや宿泊・スポーツ施設などの優待を受けられる「VJ CHECK&CHECK CLUB」などのサービスがあります。
演劇やコンサートの公演チケットを先行販売・優待割引するサービスや、国内のゴルフ場における平日プレー予約代行サービスなどもあり、全体で見るとじつは特典の種類がかなり豊富です。ホテルやレストランの利用が多い方や、商業施設の優待を受けたい方もお得に利用できます。
三井住友カード プラチナプリファードのキャンペーン情報
三井住友カード プラチナプリファードでは現在、新規入会と利用で最大15,000円分のポイントをプレゼントするキャンペーンとVポイントギフトコード1,000円分をプレゼントするキャンペーンを実施中です。
※本記事に掲載されているキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。
三井住友カード プラチナプリファードをおすすめできる方|他券種と比較
三井住友カード プラチナプリファードを申し込むべきか、それとも他のクレジットカードを検討すべきか悩んでいる方に向けて、「JCBプラチナ」と「Marriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・カード」をピックアップし比較しました。
三井住友カード プラチナプリファードは他社のクレジットカードの中でもポイント還元に特化しているため、JCBプラチナやMarriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・カードとは明確な差別化がされています。旅行傷害保険やショッピングガード保険に関しても、他のクレジットカードともひけを取らない内容です。
一方、空港ラウンジ利用やコンシェルジュデスク(秘書サービス)といった付帯サービスに関してはJCBプラチナやMarriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・カードの方が充実しています。このことから、三井住友カード プラチナプリファードは次のような方におすすめです。
ポイント還元を重視したい方
普段の買い物に利用しポイントをたくさん貯めたい方は、三井住友カード プラチナプリファードなら効率よくポイントを貯められるのでおすすめです。プラチナランクのクレジットカードは付帯サービスを重視しているものが多く、ポイント還元を重視しているものは貴重。
ポイント還元に関してだけいえば、他社のカードと比べて還元率・ボーナス・ポイントの使い道などどれをとっても優れています。
メインカードとして利用したい方
三井住友カード プラチナプリファードは、あらゆる買い物を1枚のクレジットカードで済ませたい方におすすめです。年間の利用額に応じてボーナスポイントが付与されるため、利用額が多いほどポイントの受取額が多くなります。
また、年会費が33,000円(税込)かかるため利用額が少ないサブカードだと年会費のもとをとりにくく、高還元率のメリットを活かせません。あくまでメインカードとして利用したい方にぴったりのプラチナカードです。
プリファードストア(特約店)を頻繁に利用する方
三井住友カード プラチナプリファードは特約店をよく利用する方ほど、お得にポイントを貯められるのでおすすめです。基本還元率そのものは1.0%と他社のクレジットカードと同程度のため、特約店を使用するかどうかで最終的なポイント還元額が大きく変わってきます。
公式サイトから特約店の一覧を確認し、金額が少なくても日常的に使用する店舗がどのくらい含まれているか確認しましょう。一例としては、次のような店舗やサービスがあります。
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【宿泊】一休.com/Expedia/Hotels.com
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【交通】ANA/タクシーアプリ「GO」/ETCカード
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【百貨店】阪急百貨店
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【ライフ】ゴルフダイジェスト・オンライン/蔦屋書店
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【コンビニ】セブン-イレブン/ローソン
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【カフェ】スターバックス/すき家/マクドナルド/ドトールコーヒー
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【スーパー】京王ストア/こうち生活協同組合/西友
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【ドラッグストア】大賀薬局/ココカラファイン/マツモトキヨシ

三井住友カード プラチナプリファードのお申し込み方法と審査基準
三井住友カード プラチナプリファードのお申し込み方法
- メールアドレス
- 運転免許証または運転経歴証明書(所持する方のみ)
- 引き落とし用の口座
- 収入や勤務先についての情報
三井住友カード プラチナプリファードは公式サイトからインターネットの手続きだけで申し込みが完結します。公式サイトの申し込みボタンを押し、規約に同意して必要事項を入力しましょう。氏名や住所などの他、勤務先の住所や勤続年数、現在の年収などの情報が必要になるため事前に調べておくとスムーズです。
家族カードやETCカードが必要な場合は、一緒に申し込めるので忘れずに選択しましょう。情報をすべて入力し終えたら審査が開始されます。なお、引き落とし口座に関しては一部の銀行はインターネット登録に対応していないため、郵送で別途登録する必要があります。
手間をかけたくない場合は、できるだけインターネット登録が可能な以下の銀行を選択するのがおすすめです。
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三井住友銀行
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三菱UFJ銀行
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みずほ銀行
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ゆうちょ銀行
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りそな銀行
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インターネット専業銀行
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一部の地方銀行
審査に通過した場合、最短3営業日、平均約1週間でクレジットカードが手元に届きます。3営業日発行するには以下のポイントすべてを守りましょう。
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19時30分までに申し込みを完了させる
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キャッシング枠を希望しない
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引き落とし口座をオンラインで登録する
三井住友カード プラチナプリファードの審査基準
- 満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
- 三井住友カード プラチナプリファード独自の審査基準
- インビテーション不要(新規での申し込みが可能)
三井住友カード プラチナプリファードはプラチナカードでは平均~やや低めの満20歳以上から申し込みできます。プラチナカードなので収入が審査されると考えてよいでしょう。
一般的に、プラチナカードの審査に通るためには年収500万円以上が目安といわれています。また、収入条件と併せて返済能力も考慮されます。過去にクレジットカードの支払い遅延があると、クレヒス(利用履歴)に記録が残って信用が落ち、審査に落ちやすくなるため注意が必要です。
また、三井住友カードにはほかにも「三井住友カード プラチナ」というプラチナランクのクレジットカードが存在しますが、三井住友カード プラチナプリファードでは独自基準による審査となるため、仮に三井住友カード プラチナに申し込んで審査が通った方でも審査に通るとは限りません。逆のパターンも同様です。
プラチナランクのクレジットカードですが、ゴールドカードからのインビテーション(有料会員への上位カード招待)は必要なく、新規での申し込みが可能です。
三井住友カード プラチナプリファードに関するよくある質問
- プライオリティ・パスはついていないの? プライオリティ・パスは付帯しません。しかし、新千歳空港や関西国際空港など国内の主要空港と、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港で利用可能な空港ラウンジサービスが代わりに付帯しています。海外の空港ラウンジ利用が中心の場合はJCBプラチナのような別のプラチナカードを検討しましょう。
- 国際ブランドはVisaしか選べないの? 国際ブランドはVisaのみの対応です。しかし、Visaは全世界7,000万店舗の加盟店があり、世界トップのシェアを誇ります。国内でも海外でもVisaが利用できず困ることは滅多にありません。ショッピング利用にぴったりの国際ブランドです。
- 年間でいくら使えばお得になる? 年会費33,000円(税込)・基本還元率1.0%のため、単純に年会費を基本還元率だけで回収するためには年間で330万円の利用が必要です。年間200万円の利用があれば継続ボーナスで20,000ポイントが付与され、基本還元率で20,000ポイントが入手できるため年会費を相殺できます。特約店を利用すれば、これより少額であってももとをとれるでしょう。
三井住友カード プラチナプリファードの口コミ・評判のまとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、三井住友カード プラチナプリファードの口コミ・評判を紹介しました。とくに、はじめてクレジットカードを作る方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後に三井住友カード プラチナプリファードのおさらいをしておきます。
- 特約店の利用で最大10%のポイント還元
- 海外利用分はポイントが常時+2%
- 全国の主要空港ラウンジが無料で利用可能
もし三井住友カード プラチナプリファードを魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。

※この記事は2023年2月28日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の価格はすべて税込価格で表記しております。