近年急速に普及しているのが、現金を使わず電子的に支払いができる「キャッシュレス決済」です。2021年のキャッシュレス決済の比率は、経済産業省によると32.5%を超えた(参考:経済産業省「2021年のキャッシュレス決済比率を算出しました」)と発表されました。
代表的なキャッシュレス決済方法といえばクレジットカードですが、クレジットカード以外にも電子マネーやプリペイドカード、交通系ICカード、新しく広がりつつあるスマホ決済アプリなど多彩な方法があります。
しかし、「キャッシュレス決済の種類が多すぎて違いがわからない」「現金派だが、キャッシュレス決済に移行するとどんなメリットがあるのか?」など気になり、なかなか自分にあったキャッシュレス決済方法を選べない方も多いはず。
そこで、この記事ではおもなキャッシュレス決済の種類についてそれぞれ解説。特に、近年注目を集めているスマホ決済アプリや、スマホ決済アプリに対応したクレジットカードについても詳しく紹介しています。
キャッシュレス決済ならではのメリット・デメリットについても解説しているので、これからキャッシュレス決済を導入しようとしている方や、おすすめのクレジットカードを知りたい方はぜひ参考にしてください。
- キャッシュレス決済では約9割がクレジットカードを利用
- キャッシュレス決済は加盟店でしか利用できないので、PayPayのような加盟店の多い決済アプリや、自分のよく利用する店舗が採用する決済方法を選択するのがおすすめ
- キャッシュレス決済は便利だが、災害時には利用できない可能性がある
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キャッシュレス決済のおもな種類
キャッシュレス決済には、おもに「クレジットカード」「デビットカード」「スマホ決済アプリ」「電子マネー・プリペイドカード」の4種類があります。
それぞれを比較したのが次の表です。
キャッシュレス決済の種類 | クレジットカード | デビットカード | スマホ決済アプリ (QRコード決済) |
電子マネー・プリペイド |
---|---|---|---|---|
支払い方式 | 後払い | 即時決済 | ・前払い(チャージ式) ・後払い |
前払い(チャージ式) |
審査 | あり | なし | なし | なし |
年齢条件 | 18歳以上 | 15歳以上 ※一部12歳以上 |
アプリによって異なる (年齢制限なし/親権者の同意が必要/13歳以上 など) |
年齢制限なし |
支払い上限額の目安 | 100万~数千万円以上 (カードランクや個人の支払い能力に応じた限度額が設定される) |
100~500万円 (カード会社の定める上限まで自由に変更可能) |
5~200万円 (アプリや会員ランクによって異なる) |
5~50万円 |
特徴 | ・後払い式で分割払いやリボ払いが可能 ・決済以外にも保険や割引優待などさまざまな特典が付帯している |
・銀行残高の範囲内で利用できる ・クレジットカードと同様に利用できるが、審査がいらない |
・スマホだけで決済ができる ・前払いと後払い両方に対応していることが多い |
・年齢制限がないことが多く、小学生でも利用できる ・チャージや利用に限度額が設定されていることが多く、5万円程度までの少額決済に向いている |
おすすめな人 | ・街での買い物や通販、固定費支払いなどさまざまな場面で利用したい方 ・高額な買い物を予定している方 |
・銀行口座の残高以上にお金を使いたくない方 ・クレジットカードを所持できない方 |
・コンビニやスーパーなど街での買い物が多い方 ・現金もクレジットカードも持ち歩きたくない方 |
・使いすぎを防ぎたい方 ・小学生や中学生の方 ・交通カードや図書カードなど、特定の用途でのみ使うことが多い方 |
この表をもとに、それぞれのキャッシュレス決済方式についてさらに詳しく見ていきましょう。
クレジットカード
クレジットカードはICや磁気を使ったカードで、キャッシュレス決済における代表的な存在です。キャッシュレス決済の利用比率のうち、約9割をクレジットカードが占めるといわれています。
参考:一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ 2021」
クレジットカードは毎月の利用額が翌月にまとめて支払い請求されるため、カード利用時点で手持ちのお金がなくても決済できるのがほかのキャッシュレス決済にはない特徴です。
メリット | デメリット |
---|---|
・後払い式なので手持ちのお金がなくても決済できる ・分割払いやリボ払いに対応し、高額な買い物ができる ・世界中で共通の規格(国際ブランド)を採用しており海外でも利用可能 ・カードごとの付帯サービスが利用できる |
・発行に審査が必要 ・紛失や盗難にあったときのリスクが高い ・お金を使いすぎやすい ・利用限度額までしか利用できない |
クレジットカードを利用した決済方法には、おもに次の3種類があります。
- 端末の利用:実店舗のレジにある、カードの読み取り端末に差し込む(暗証番号やサインが必要)
- タッチ決済:SuicaやPASMOのように、読み取り端末にかざして決済
- オンラインショッピング:Webサイトにカード番号・名義を入力して決済
デビットカード
クレジットカードと似た機能を持つのがデビットカードです。デビットカードはクレジットカード同様の使い方ができますが、利用金額について後払いではなく金融口座から即時引き落としされるのが大きな違いです。
カード種別 | メリット | デメリット |
---|---|---|
クレジットカード | ・後払いできる ・分割払いやリボ払いが利用できる ・ポイント還元率が高い(0.5%~) |
・利用限度額内でしか利用できない ・学生は作成不可のことが多い ・発行に審査がある |
デビットカード | ・利用限度額がなく、口座の残高に応じて取引できる ・作成可能な年齢がクレジットカードより低い(15歳以上) ・審査なしで所持できる |
・口座に残高がないと利用できない ・ポイント還元率が低いことが多い(0.2%~) ・分割払いやリボ払いが利用できない |
デビットカードは即時引き落としされ金融機関が支払い金額を肩代わりすることがないため、原則審査が不要です。また、所持できる年齢もクレジットカードより低く設定されています。
スマホ決済アプリ
近年新しく登場し、急速に普及しているのがスマホ決済アプリです。スマホに専用のアプリをインストールし、アプリに銀行口座などから専用の電子マネー(通貨)をチャージするか、クレジットカードを登録して利用します。
用意されたQRコードをスマホカメラで読み取るだけで決済できるスピーディーさが特徴。また、スマホ1つで決済でき、年齢を問わないため誰でも利用しやすいのが魅力です。さらに、現金決済と異なりアプリ次第でポイント還元も受けられます。
スマホ決済アプリには「PayPay」「au PAY」「楽天ペイ」など多彩な種類がありますが、それぞれ加盟店が異なり、対応する店舗でないと利用できません。そのため、できるだけ利用する店舗にあった決済アプリを導入するのが大切です。
おもなスマホ決済アプリの違いや、相性のよいクレジットカードを次の表にまとめました。
決済アプリ名 | PayPay | Amazon Pay | LINE Pay | d払い | au PAY | 楽天ペイ | FamiPay |
特徴 | ・加盟店が366万店舗あり使いやすい ・PayPayあと払いで最大1.5%還元 |
・Amazonアカウントから支払い可能 ・オンラインショッピング専用の決済手段 |
・いつものLINEアプリだけで支払いができる ・PayPayのQRコードを読み込んで決済できる |
・ドコモケータイ利用料金と合算請求できる ・ドコモユーザーでなくても利用可能 |
・加盟店が481万店舗ある ・auユーザーでなくても利用可能 |
・加盟店が500万店舗ある ・Suicaのチャージや決済も利用可能 |
・ファミリーマートでの利用でボーナスポイントが貯まる ・ファミリーマートの対象商品購入でボーナスポイントが貯まる |
相性のよいクレジットカード | ![]() |
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カード名 | PayPayカード | JCB カード W | Visa LINE Payクレジットカード | dカード | au PAY カード | 楽天カード | ファミマTカード |
相性がよい理由 |
・PayPayに唯一チャージができる 詳細はこちら |
・Amazonでのポイント還元率がアップ 詳細はこちら |
・チャージ不要でLINE Payが利用できる 詳細はこちら |
・d払いに登録して唯一ポイント還元を受けられるクレジットカード 詳細はこちら |
通常のカード決済時、au PAYで利用可能なPontaポイントが貯まる 詳細はこちら |
・楽天キャッシュにクレジットカードの中で唯一チャージできる 詳細はこちら |
・チャージ&利用で最大1.5%還元 詳細はこちら |
お申し込み |
電子マネー・プリペイドカード
電子マネーやプリペイドカードは、前払い式のキャッシュレス決済方法です。使い切りタイプとチャージして繰り返し利用できるタイプの2種類があります。
任意の額面でプリペイドカードを購入するか、プリペイドカードに随時電子マネーをチャージして利用するのが一般的です。
- 電子マネー:WebmoneyやBitcash、楽天EdyやWAON、nanacoなど
- プリペイドカード:クオカードや図書カード、Google Play ギフトカードなど
- 交通系ICプリペイドカード:SuicaやPASMOなど
プリペイドカードの中には、たとえば図書カードやゲームコンテンツを購入できる「プレイステーション ストアカード」など用途が限定されているものも多く、種類も非常に多彩です。店頭やコンビニで購入できるもの、Webで発行するもの、クレジットカード会社がクレジットカードのように国際ブランドを伴って発行しているものなどさまざまなタイプがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
・前払い式で使いすぎを防げる ・金券ショップなどで、額面よりも安い金額で購入できることがある ・チャージして何回でも利用できる(チャージ式) |
・用途や利用できる店舗が限定されている ・額面の端数(余った金額)を使い切るのが難しい場合がある ・その都度チャージや購入の手間がある |
キャッシュレス決済における3つの支払いタイミング
キャッシュレス決済には前払い・後払い・即時決済の3つの支払い方法があります。それぞれ特徴が異なるため、自分に合ったものを選びましょう。
支払い方式 | 特徴 | 対応するキャッシュレス決済 |
---|---|---|
前払い | ・事前にチャージ、もしくは決まった額面を購入して利用 ・お金の使いすぎを防げる |
スマホ決済アプリ・電子マネー・プリペイドカード |
後払い | ・一定期間に支払った額を後日まとめて請求 ・支払い時にお金がなくても決済可能 |
クレジットカード |
即時決済 | ・決済した瞬間に金融口座から決済額が引き落とされる ・前払い式と違いチャージの手間がかからない |
デビットカード |
キャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス決済を利用すると、次のようなメリットがあります。
現金不要で支払いがスピーディー
キャッシュレス決済は、文字通り現金が要らないためスピーディーに支払いが済むのがメリットです。支払い金額に合わせて小銭を探したり、お釣りを受け取ったりする手間がありません。お釣りの金額を間違われるといったトラブルがないのも特徴です。
キャッシュレス決済ではカードもしくはスマホだけを所持していればよいため、お財布そのものを持ち歩く機会も減ります。
ポイント還元が受けられる
クレジットカード決済や、PayPayや楽天ペイなどのコード決済では0.5~1.0%程度の還元率が設定されており、利用金額に合わせて特定のポイントを受け取れます。電子マネーやプリペイドカードも、チャージ時にクレジットカード決済を利用することが多いため、結果的にポイント還元が受けられるケースが多いです。
還元された各種ポイントは、加盟店で使用したりギフトや他社ポイントに交換したりなど、ポイントによってさまざまな使い方が可能です。
政府主導のポイント事業「マイナポイント」とは
「nanaco」や「楽天ペイ」「PayPay」など、マイナンバーカードと組み合わせることで政府から「マイナポイント」が受け取れるキャッシュレス決済も多くあります。
マイナポイントは政府がマイナンバーカードとキャッシュレス決済を普及させるために推進している施策です。マイナンバーカードを所持した上でマイナポイントへの申し込みなどを行い、対象のキャッシュレス決済サービスでチャージや買い物を行うと最大5,000円分のマイナポイントが受け取れます。
決済履歴が残りお金の管理がしやすい
キャッシュレス決済を行うと必ず決済履歴が残ります。いつ、どこでなににいくら使ったのかが明確になるため、家計簿や小遣い帳がつけやすくなるのがメリットです。
毎月の利用累計額から、使いすぎを把握することもできます。また、仮に不正利用された場合でも同様に記録が残るため、見に覚えのない利用履歴があった場合はすぐに決済会社へ連絡できるのも魅力です。
キャッシュレス決済のデメリット
キャッシュレス決済は便利ですが、デメリットもあります。利用前に次のことに確認しておきましょう。
対応している店舗でしか使用できない
キャッシュレス決済はさまざまな種類があり、それぞれ対応している店舗でしか利用できないのがデメリットです。キャッシュレス決済は急速に普及しつつありますが、個人商店などはまだまだ現金決済のみを採用しているところも多くあります。
また、キャッシュレス決済自体非常に数が多いため、全国展開するデパートやコンビニなどでもすべての決済方法に対応しているわけではありません。
A店では使えるのにB店では使えない、といったことも起こり得るため、できるだけ加盟店の多いキャッシュレス決済や、自分の利用する店舗が導入しているキャッシュレス決済を選ぶのが重要です。
災害時には不向き
キャッシュレス決済は災害時の利用に弱いです。たとえば地震や停電が発生した場合、電波障害や機器の故障などで正常に通信できなくなる可能性があります。
スマホやカードがあっても機器が使えなければ支払いできないため、現金を所持していた方が安心という考え方もいまだ根強いです。
不正利用のリスクがある
キャッシュレス決済は電子的なやりとりが発生するため、不正利用のリスクがあります。たとえばスマホやカードを紛失・もしくは盗まれると、利用停止の申請をするまで不正利用され続ける可能性もあるため厳重に管理しなくてはなりません。
また、クレジットカード決済の場合はカード本体を紛失していなくても、カード情報の登録先でカード情報流出などのリスクもあります。
しかし、多くのキャッシュレス決済サービスでは不正利用対策として24時間365日の監視システムや利用状況の通知メール、不正利用検知時の自動停止などさまざまな取り組みを行っており、適切な管理下にある状態では仮に不正利用されても補償されるのが一般的です。
キャッシュレス決済にはPayPay×PayPayカードがおすすめ
「キャッシュレス決済を導入したいけれど、どれを選べばわからない」という方におすすめなのがスマホ決済アプリの「PayPay」と、クレジットカード「PayPayカード」です。
カード画像 | ![]() |
カード名 | PayPayカード |
基本還元率 | 1.0% |
PayPay利用時の還元率 | 0.5~5% |
おすすめポイント | ・PayPayに直接チャージできる唯一のクレジットカード ・PayPayあと払いで最大還元率1.5% ・Yahoo!ショッピング、LOHACOで最大5%還元 |
詳細 |
PayPayやPayPayカードには次のようなメリットがあります。
全国366万店舗の加盟店がある
PayPayは約4,700万の登録ユーザーがおり、全国に366万店舗の加盟店があります。全国のコンビニ数が約6万店舗であることを考えると、いかに加盟店が多いかがわかるでしょう。
加盟店が多い理由の1つとして、PayPayは加盟店が支払う手数料が低く設定されているため、大手だけでなく個人商店・個人事業主でも導入しやすいことが挙げられます。フェスや即売会などでの導入率も高いので、イベントでも重宝する決済手段です。
コンビニ・スーパー・ドラッグストア・デパート・飲食店・ホテル、その他全国あらゆるジャンルを網羅しており、Webでの決済も可能です。スマホ決済アプリの中でも知名度が高く、PayPayアプリをインストールしておけば決済に困りません。
PayPayあと払いで最大1.5%還元
PayPayはスマホ決済アプリの中では珍しく、あと払いも利用できます。申し込みすることでPayPayカードが発行され、紐付けたPayPayカードにPayPay利用額が後日まとめて請求される仕組みです。
また、PayPayでは「PayPayステップ」というポイントアップシステムを採用しており、このポイントアップシステムにより条件を達成すると最大1.5%のポイント還元が受けられます。
PayPayステップ条件 | ポイントアップ内容 |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
PayPay支払いで300円以上の支払い月間30回以上+月間利用額5万円以上達成 | PayPay決済+0.5% |
以下の対象サービスのうち3サービス利用 PayPayモールまたはYahoo!ショッピング/PayPayフリマまたはヤフオク!/Yahoo!トラベル/ebookjapan/LOHACO by ASKUL |
PayPay決済+0.5% |
合計 | 1.5% |
スマホ決済アプリの還元率は0.5%が基本であるため、1.5%もの還元があるのは破格といえます。
PayPayカード単体での利用でも1.0%の還元率
PayPayカードはPayPayと相性のよいクレジットカードですが、クレジットカード単体で支払った場合でも還元率がご利用金額200円(税込)ごとに1.0%と高いです。
一般的なクレジットカードの基本還元率は0.5~1.0%が目安。これからクレジットカード申し込みを検討している方は、PayPayカードを選ぶとポイントが貯まりやすくなります。
さらに、Yahoo!ショッピングなら最大5%のポイント付与が得られるのも魅力です。Yahoo!ショッピングでは食品、ファッション、家電、アウトドアなどあらゆるジャンルを扱っており、日用品などの購入をすべてYahoo!ショッピングで行えば一層ポイントが貯まります。
Apple Pay経由で電子マネーのチャージもできる
PayPayカードはApple Payに対応しているので、iPhoneユーザーにもおすすめです。Apple Payを通じてnanacoやSuica、PASMOなど電子マネーのチャージ・支払いもできます。
また、PayPayのMastercardかJCBブランドであれば、Webでの支払いやタッチ決済も利用可能です。
Apple Payを通じてPayPayカードを利用することでPayPayカードの利用機会が格段に増え、キャッシュレス決済の利便性が向上します。
PayPayカードについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しているので参考にしてください。
PayPay(ペイペイ)カードの口コミ・評判|楽天カードとの比較やお得な活用術も紹介【PR】
キャッシュレス決済に関するよくある質問
最後に、キャッシュレス決済に関してよくある質問をピックアップし回答します。
- スマホ決済時の支払い方法にクレジットカードを利用したらクレジットカードの特典はつく? スマホ決済時に設定したクレジットカードの特典がつくかどうかは、クレジットカードに依存します。クレジットカードによって特典がつくケースとつかないケース、つくアプリとつかないアプリがあるためクレジットカード会社に確認しましょう。なお、スマホ決済アプリ側に問い合わせても回答できないことが多いです。
- 1枚のクレジットカードで複数のスマホ決済アプリに登録できる? 登録は可能です。また、PayPayアプリに楽天カードを登録するなど、競合他社のカードを登録することもできます。しかし、クレジットカード決済に対応したスマホ決済アプリの場合、相性がよいカードが用意されていることが多く他のカードでは還元率やチャージ手段、登録できる国際ブランドなどに制約があることが多いです。
- セキュリティ対策にはなにをしたらいい? 利用明細を定期的に確認し、見に覚えのない請求がないかどうか確認しましょう。また、スマホ決済アプリを利用する場合はスマホを紛失した場合に備えスマホロックや遠隔操作によるロックなどを導入するのが大切です。また、QRコード決済の場合、店頭にあるコードの上に第三者の手で別のQRコードが貼られていた事例などもあるため、そのような形跡がないか確認するとよいでしょう。
- キャッシュレス決済に家族のクレジットカードを登録できる? 不可能です。クレジットカードはあくまで本人のみ使用できることになっています。家族カードを発行してもらい、自分の分の家族カードを登録することは可能です。クレジットカード名義が異なる場合、不正利用があっても保証されない・利用停止処分を受けるなどさまざまなペナルティが課せられるため絶対にやめましょう。
まとめ
この記事では、キャッシュレス決済の種類やキャッシュレス決済におすすめのクレジットカードについて紹介しました。もし、今回紹介した商品の中で魅力に感じたものがあれば、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
気になるサービスがあったら、ぜひ公式サイトにアクセスしてみてください!

※この記事は2022年6月14日に調査・ライティングをした記事です