PayPayカードは数あるクレジットカードの中で、唯一スマホ決済アプリ「PayPay」に直接チャージできるカードです。通常のクレジット決済でもPayPayポイントが貯められるので、PayPayカードが気になっている方も多いでしょう。
しかし、
「申し込みたいけど、どの国際ブランドを選べばいいかわからない」
「国際ブランドによって違いはあるの?」
と、悩んでしまう方も少なくないはず。
そこでこの記事では、PayPayカードで選べる国際ブランドについて紹介し、それぞれのブランドが持つ特徴からどんな人におすすめなのか解説していきます。国際ブランドを選ぶ際の注意点も紹介しているので、最後まで読んで自分に合ったクレジットカード選びの参考にしてください。
商品画像 | ![]() |
商品名 | PayPayカード |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.0% |
おすすめポイント | ・クレジットカードで唯一PayPayに直接チャージできる ・カード決済で最大還元率5% ・最短5分で申し込みできる ・Yahoo!ショッピング・LOHACOで最大5%還元 |
PayPayカードで選べる国際ブランド
PayPayカードは、以下の国際ブランドから選んで作成できます。
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VISA
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JCB
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Mastercard
基本的には上記から好きなブランドを選んで申し込み可能です。例外的に、PayPayあと払いから申し込み、プラスチックカードを申し込まない場合はJCBのPayPayカードになります。
上記以外にも、代表的な国際ブランドにはAmerican ExpressやDiners Clubなどがありますが、PayPayカードでは選択できないため注意しましょう。
PayPayカードのおすすめ国際ブランドは?
PayPayカードは、VISA、JCB、Mastercardから国際ブランドが選択可能です。それぞれの国際ブランドの加盟店数や、各ブランドの特徴を紹介します。
国際ブランドの 加盟店数
まずは、PayPayカードで選べる国際ブランドVISA、JCB、Mastercardの加盟店数を比較していきます。
国際ブランド | ![]() |
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加盟店数 | 約1億店 | 約4,100万店 | 約1億店 |
世界シェア率 | 38.81% | 2.40% | 24.11% |
国内シェア率 | 50.8% | 28.0% | 17.8% |
特徴 | ・世界トップのシェア ・海外でも国内でも幅広い店舗で使える |
・日本発の国際ブランド ・加盟店は国内やアジア中心 |
・ヨーロッパに加盟店が多い ・海外でも国内でも幅広い店舗で使える |
加盟店数では、VISAとMastercardが約1億店と世界トップレベルです。また、世界シェア・国内シェアともにVISAがシェア率ではトップでした。国内シェアではJCBが、世界シェアではMastercardがそれぞれVISAの次に高いという結果になりました。
VISA
加盟店数・世界シェア率・国内シェア率と全ての項目でトップの国際ブランドが、VISAです。200以上の国や地域に加盟店があり、世界中にある270万台のATMから現地通貨のキャッシングができます。
どの国際ブランドにするか迷っている方は、VISAがおすすめ。海外・国内を問わず幅広い店舗で利用できるので、海外旅行が好きな方も、国内でショッピング利用が多い方にも使いやすいカードです。
- 初めてクレジットカードを作る方
- 国内でカードを利用する予定の方
- 海外でショッピングやキャッシングに使いやすいカードを探している方
JCB
JCBは、日本発の国際ブランドです。VISAに次いで2番目に国内シェアが高いのが特徴で、日本国内やアジアを中心に加盟店があります。またハワイにも加盟店が多く、ワイキキトロリーが無料で乗れたり、ラウンジが無料で利用できたりなど、お得な特典が付帯しています。
国内での利用をメインに考えている方は、JCBカードがおすすめです。また、基本的にPayPayに登録できるクレジットカードはVISAかMastercardのみですが、PayPayカードに限ってJCBでも登録可能です。
- カードを利用するのが国内メインの方
- ハワイでお得な特典が利用できるカードを探している方
- アジア圏への旅行で使いやすいカードを探している方
Mastercard
MastercardはVISAに次いで世界シェアの高い国際ブランドで、特にヨーロッパで加盟店が多いといわれています。ヨーロッパへ行く予定がある方や、海外旅行が好きな方におすすめです。
またコストコのように、Mastercard以外のクレジットカードが利用できない店舗もあります。コストコをよく利用される方は、コストコの支払いでPayPayポイントが貯められるMastercardがおすすめです。
- ヨーロッパ圏への旅行で使いやすいカードを探している方
- PayPayカードを使ってコストコでショッピングしたい方
コストコで使えるおすすめカードを紹介している記事もあるので、気になる方はそちらもぜひお読みください。

PayPayカードの国際ブランドに関する注意点
PayPayカードの国際ブランドを選ぶ際、以下のポイントに注意しましょう。
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国際ブランドは後から変更できない
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保有しているクレジットカードとは別の国際ブランドを選ぶ
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多重申込に注意
国際ブランドは後から変更できない
PayPayカードは一度国際ブランドを選択した後、国際ブランドの変更ができません。また楽天カードのように同一名義で国際ブランドの異なる2枚目のカードも作成できないため、国際ブランド選びは慎重に行いましょう。
どうしても変更をしたい場合、解約をしてPayPayカードの再申込が必要です。再申込をする際は審査も再度行われ、一度PayPayカードを保有していたからと必ず通過できるわけではないため注意しましょう。
保有しているクレジットカードとは別の国際ブランドを選ぶ
すでに1枚目・2枚目のクレジットカードを保有している方は、1枚目や2枚目と異なる国際ブランドを選ぶのがおすすめです。
例えば、1枚目にVISAのカードも持っている方ならPayPayカードはJCBやMastercardを、1枚目・2枚目にVISAとMastercardを保有している方はJCBのPayPayカードを選ぶことで、複数の国際ブランドでカードを所有でき国際ブランドが非対応で支払いができないリスクを避けられます。
また2枚目・3枚目のに持つおすすめのカードを紹介している記事もあるので、そちらもぜひお読みください。

多重申込に注意
PayPayカードの申し込みをする際は、一度に複数のカードを申し込んだり、短期間のうちに連続で申し込んだりしないよう注意しましょう。多重申込は貸し倒れリスクが高いと判断され、審査で不利になる可能性があります。
クレジットカードは、1枚ずつ申し込みましょう。また直近で別のクレジットカードの審査を受けている方は、半年程度期間を空けてからPayPayカードを申し込みするのがおすすめです。
PayPayカードの国際ブランドに関するよくある質問
PayPayカードの申し込みにあたり、特に国際ブランドに関してよくある質問について回答します。
- PayPayカード以外でもPayPayに登録できる? PayPayカード以外でも、VISAとMastercardのカードであればPayPayに登録してクレジットカード決済が可能です。しかし、2023年8月1日以降、PayPayカード以外の登録ができなくなるため注意しましょう。
- 家族カードは異なる国際ブランドを選べる? PayPayカードは、メインカードと異なる国際ブランドで家族カードを作成できません。異なる国際ブランドのカードが欲しい方は、他社カードを申し込むか、もしくはPayPayカードを一度解約して再申込が必要です。
まとめ
この記事では、PayPayカードで選べる国際ブランドについて解説しました。もし、今回解説した内容で魅力に感じた国際ブランドがあれば、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
最後におさらいとしてPayPayカードの情報を見てみましょう。
商品画像 | ![]() |
商品名 | PayPayカード |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.0% |
おすすめポイント | ・クレジットカードで唯一PayPayに直接チャージできる ・カード決済で最大還元率5% ・最短5分で申し込みできる ・Yahoo!ショッピング・LOHACOで最大5%還元 |
お申し込み |
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※この記事は2023年6月29日に調査・ライティングをした記事です